中型スポーツバイクの中でも人気の高い「カワサキ・ニンジャ400」。その軽快な走りと高い実用性に惹かれる人も多いでしょう。しかし、すでに車を所有している場合、「2台持ちは本当に現実的なのか?」という不安も出てきます。今回は、ニンジャ400の維持費と、Z33との2台持ちを現実的に考察します。
ニンジャ400の年間維持費はどれくらい?
ニンジャ400は400ccクラスのバイクとしては比較的維持費が抑えられています。以下に一般的な年間費用の目安をまとめました。
項目 | 年間費用(概算) |
---|---|
自賠責保険(2年契約) | 9,270円(1年あたり約4,635円) |
任意保険(26歳以上) | 約25,000〜50,000円 |
軽自動車税 | 6,000円 |
車検(新車なら初回3年) | 年換算で約15,000〜20,000円 |
メンテナンス・消耗品 | 約30,000円 |
ガソリン代 | 約40,000円(走行頻度による) |
トータルで年間10〜13万円前後、月額換算で8,000〜11,000円程度が相場です。
車とバイクの2台持ちは可能か?
Z33の維持費が月4万円というのは、自動車税・ガソリン代・任意保険・車検・タイヤ代などを含めると妥当な数字です。そこに月1万円前後のバイク維持費が加わると、月あたり約5万円の出費になります。
手取りから生活費を除いて10万円が自由に使えるなら、2台持ちも一応は可能です。ただし、突発的な修理や保険更新などの大きな出費には備えが必要です。
節約しながら2台持ちを楽しむコツ
- バイクの任意保険を車と同じ保険会社にして割引を活用
- ガソリン代を抑えるためにニンジャ400を通勤や街乗りに活用
- セルフ整備や簡易メンテナンスで維持費を削減
また、保管場所や防犯対策も2台分必要になるので、その点も考慮しましょう。
ニンジャ400を持つメリットとは?
ニンジャ400は見た目こそ大型バイクのような迫力がありますが、取り回しや燃費性能は非常に優れています。渋滞の回避や気分転換、休日のツーリングなど、車とは違う楽しみが増えるでしょう。
たとえばZ33で燃費8km/L、ニンジャ400で25km/Lなら、通勤など短距離移動をバイクに置き換えるだけでガソリン代が大幅に節約できます。
将来的な視点も大切に
2台持ちをスタートさせた後に「維持できない」となるのは避けたいところ。最初の1年は実際の支出を記録し、必要に応じて売却や車両の入れ替えを検討できるよう準備しておきましょう。
中古のニンジャ400を選ぶことで初期費用を抑えるのも一つの手です。
まとめ:2台持ちは戦略次第で実現可能
ニンジャ400の維持費は比較的リーズナブルですが、Z33との2台持ちになると年間60万円程度の出費になる可能性もあります。しかし、工夫次第でバイクと車のいいとこ取りの生活を楽しむことは十分可能です。
「憧れのバイクライフ」と「経済的現実」のバランスを見ながら、無理のないプランで始めてみてはいかがでしょうか。
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