メルカリで7万円ほどのスーパーカブ50が出品されているのを見て「安すぎて怖い」と感じる高校生の方も多いでしょう。確かに中古バイクは価格が安いと不安になりますが、実際の価値やリスクはどこにあるのでしょうか?この記事では、中古カブの賢い見極めポイントをわかりやすく解説します。
価格の安さの背景と相場感
スーパーカブ50は定番の中古バイクで安定した人気があります。走行距離や年式、保管状態によって相場は変動しますが、7万円前後の価格帯は「走る・止まる・曲がるに問題なし」の条件付きであれば相応のケースも。
ただし、整備や消耗部品交換が必要な箇所が多い場合、実際の維持費が価格に反映されていない可能性があるため注意が必要です。
購入前に確認すべき4つのポイント
- 書類・車体番号の確認:車検証・譲渡証明(原付の場合は軽自動車届出済証など)が揃っているか必ず確認しましょう。
- 走行距離とタイミングベルト・チェーン:走行距離が多いとチェーンやスプロケの摩耗、ベルト交換も必要になる可能性があります。
- エンジンの調子:アイドリングの安定、アクセル開閉時の吹け上がりチェック。異音や振動があれば要注意。
- 整備履歴や新品パーツの有無:プラグ・エアクリーナー・オイルなど消耗品が交換済みなら安心材料になります。
初期整備が必要になりやすい項目
格安中古車では以下のような整備が必要となるケースが多いです。
- エンジンオイル・ミッションオイルの交換
- プラグ・エアフィルター・ドライブチェーンの点検/交換
- ブレーキシューやワイヤのグリスアップ
- バッテリーやライトの電装系点検
これらは基本的なメンテナンスですが、ショップで整備代が別途でかかると考えておいてください。
初心者が中古バイクを買うときの注意点
所有経験が浅いと、細かな不具合に気づきにくく、トラブルになりやすいです。店頭ではなく個人売買の場合は特に慎重にしましょう。
可能であれば信頼できる大人やバイクに詳しい人と一緒に現車確認をすると安心です。また、購入後に整備工場で見てもらう予定(予算内)を立てておくとトラブル発生時に慌てません。
まとめ:7万円カブ、賢くチェックすれば買い得にも
結論として、7万円前後のスーパーカブ50でも、走る・止まる・曲がるが問題ない状態であれば「買い得」になることもあります。ただし、消耗品交換や整備費用が必要になる可能性が高いため、事前に確認項目を整理し、信頼できる人に相談しながら購入することが大切です。
高校生でも情報と準備があれば、安全で満足できる中古バイクライフを始めることができます。焦らず、自信を持って選びましょう。
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