ジムニーJB64を2インチリフトアップしたときに履けるタイヤサイズの限界とおすすめサイズ解説

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スズキ・ジムニーJB64のカスタムといえばリフトアップとタイヤ交換が定番です。中でも2インチ(約50mm)のリフトアップは人気が高く、迫力ある見た目と走破性の向上を両立できます。ただし、それに伴うタイヤサイズ選びには注意点も多く、誤ると干渉や車検不適合のリスクがあります。この記事では、2インチアップ時に履けるタイヤサイズの目安や実例、おすすめサイズについて詳しく解説します。

2インチアップの基本と干渉リスク

ジムニーJB64を2インチリフトアップすると、タイヤハウスの余裕が生まれ、純正サイズ(175/80R16)より大きなタイヤが装着可能になります。しかし、いくらリフトアップしても限界はあります。

タイヤサイズが大きくなりすぎると、ステアリングを切った際やサスペンションの動きに合わせてインナーフェンダーやバンパーと干渉することがあります。また、フェンダーからのはみ出しにも注意が必要です。

装着実例:どこまで大きくできるのか?

多くのユーザーが実際に履いているサイズとして以下の例があります。

  • 185/85R16:ほぼ確実に装着可能。干渉報告も少ない。
  • 195/80R16:やや大径。バンパーやマッドガードへの干渉が出ることも。
  • 215/70R16:外径約707mm。2インチアップではギリギリのサイズで、加工なしでは干渉の可能性が高い。
  • 225/75R16:外径約744mm。要加工。インナーフェンダーの切除やバンパー交換などが必要になるケースあり。

安全かつストレスのない走行を重視するなら、最大でも195/80R16か215/70R16までにとどめるのがおすすめです。

おすすめのタイヤサイズとホイール選び

2インチアップJB64におすすめのタイヤサイズは以下の通りです。

サイズ 特徴 注意点
185/85R16 車検対応しやすく、程よいリフト感 特に注意点なし
195/80R16 見た目のバランスが良い 稀にマッドガードと干渉する例あり
215/70R16 ゴツめな印象に仕上がる ハンドル全切りで干渉する可能性

また、ホイールのオフセットも重要で、+20前後が比較的安心ですが、タイヤサイズとの相性も考慮しましょう。

車検や保安基準にも注意

タイヤサイズを変更する際には、車検対応かどうかにも気をつけましょう。タイヤが車体からはみ出している場合、オーバーフェンダーが必要になります。また、スピードメーターの誤差も大きくなる可能性があるため、場合によってはメーター補正も視野に入れるべきです。

構造変更申請が必要になるケースもあるため、公道走行を前提とする場合は専門ショップでの相談が安心です。

まとめ:2インチアップで選べるタイヤの最適解とは

ジムニーJB64を2インチリフトアップした場合、干渉なく快適に走行できるタイヤサイズは「185/85R16」や「195/80R16」が現実的な上限となります。

見た目重視で大径タイヤにチャレンジする場合は、「215/70R16」程度までが限界。それ以上は加工やフェンダー調整が必要となります。安全性や車検対応を重視しながら、自分のカスタム目的に合った選択をすることが重要です。

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