ヤリスクロスには先進的なヘッドライト自動点灯機能が搭載されていますが、スイッチ設定が複数あるため「どれがオートなのか分からない」という疑問を持つ方も少なくありません。本記事では、オート設定の意味と「上のマーク」との違い、そして各設定の活用法について詳しく解説します。
ヤリスクロスのライトスイッチの基本構造
ヤリスクロスのライトスイッチは、ステアリング左側のレバーにあります。設定は複数あり、「AUTO」「スモール」「ヘッドライト(上のマーク)」といった切り替えが可能です。
「AUTO」設定では、外の明るさに応じてセンサーが自動的にスモールやヘッドライトを点灯させてくれるため、トンネル進入時や日没時などに非常に便利です。一方「上のマーク」は、常時ヘッドライト点灯の手動モードです。
「AUTO」と「上のマーク(ヘッドライトON)」の違い
「AUTO」は環境光センサーで自動的にON/OFFされるのに対し、「上のマーク(手動ON)」は常にヘッドライトが点灯します。
つまり、AUTOにしておけば昼間の明るい時間帯には消灯され、夕方や暗い道では自動的に点灯します。逆に「上のマーク」にしておくと、日中でもヘッドライトが付きっぱなしになることがあります。
初期設定はどこにある?納車時の状態とは
多くのユーザーが戸惑うのが、納車時のライト設定です。ディーラーによって異なりますが、初期状態で「AUTO」ではなく手動(上のマーク)に設定されているケースもあります。
納車説明時に明確に説明されないこともあるため、操作レバーを一度確認して「AUTO」位置にあるかをチェックしましょう。
具体的な設定の見分け方と切り替え方
ライトレバーの根本にある回転スイッチを操作して「AUTO」位置に合わせると、インパネに「A」の文字が付いたヘッドライトマークが表示されます。
「上のマーク」は、ライトマークのみのアイコンで表示されます。切り替えは簡単で、駐車中にでも一度レバーを操作して位置を確認しておくと安心です。
安全性とバッテリー消費の観点からの最適設定
常時点灯(上のマーク)は昼夜問わずライトが点くため、夜間の走行で安心感がありますが、日中にはやや過剰です。AUTOであれば不要なバッテリー消費を抑えつつ、安全性を両立できます。
また、最近では「オートハイビーム」や「昼間ライト点灯義務化」に対応した新車も増えており、AUTO設定にしておくことで法規対応や先進機能の恩恵を最大限に活かすことができます。
まとめ|「AUTO」設定で安心・便利なドライブを
ヤリスクロスのライト設定における「AUTO」と「上のマーク(手動ON)」の違いを理解すれば、より安全かつ効率的な運転が可能になります。
・「AUTO」はセンサー連動で自動点灯・消灯
・「上のマーク」は常時点灯の手動設定
・バッテリーや視認性の観点でもAUTOがおすすめ
運転前に一度レバーの位置を確認し、必要に応じて「AUTO」に切り替えておきましょう。
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