日産キックスはコンパクトSUVとして人気がありますが、「車高がもう少し低ければ見た目も走りも良くなるのに」と感じるオーナーも多いのではないでしょうか。この記事では、キックスの車高を下げる方法や適切なローダウン量、注意点などを詳しく解説します。
車高を下げる主な方法
キックスの車高を下げるには主に以下の2つの方法があります。
- ローダウンサスペンション:純正スプリングをダウンサスに交換することで、手軽に2〜4cm程度のローダウンが可能。
- 車高調(車高調整式サスペンション):車高だけでなく減衰力や乗り心地も調整できる本格派。3〜5cm以上の調整も可能。
見た目のスタイル重視ならダウンサス、乗り心地や走行性能までこだわるなら車高調がオススメです。
ローダウンの理想的な数値とは?
日産キックスの純正最低地上高は約170mm前後です。実用性を損なわずに見た目も良くしたい場合、約30mm〜40mm(3〜4cm)程度のローダウンがバランス良好とされています。
このくらいのローダウンであれば、日常走行や段差の乗り越えにも支障が出にくく、カスタム初心者にも扱いやすい設定です。
ローダウンによる影響と注意点
車高を下げると見た目が引き締まるだけでなく、重心が低くなることでコーナリング性能が向上します。しかし以下のようなデメリットも理解しておく必要があります。
- 乗り心地の悪化:特にダウンサスでは突き上げ感が強くなることがあります。
- タイヤやホイールの干渉リスク:特に大径ホイール装着時は注意。
- 車検非対応の可能性:最低地上高が90mmを下回ると車検NGになります。
また、ローダウンによってアライメントがズレるため、ローダウン後のアライメント調整は必須です。
実際のカスタム例と体験談
たとえば、都内在住のキックスオーナーは「HKSのダウンサスで約35mmダウン。街乗りも快適で段差にも困らない」とのこと。
また別のオーナーは「車高調で40mmダウン+18インチホイール。スポーティでカッコいいが、コンビニの車止めに要注意」と話しており、用途や環境に応じて調整が必要です。
おすすめのローダウンパーツ
キックス用のダウンサスで人気が高いのは、HKSやTEINなどの国産ブランドです。車高調ではBLITZやRS-Rが定評あります。
価格帯は以下の通りです。
パーツ種別 | 価格帯 | ダウン量目安 |
---|---|---|
ダウンサス | 2万〜4万円 | 約2〜4cm |
車高調 | 8万〜15万円 | 約3〜6cm |
まとめ|見た目と実用性のバランスを考えてローダウンしよう
キックスの車高を下げることでスタイリッシュな見た目と安定した走行性能が手に入りますが、日常の利便性も考慮した上で適切なダウン量を選ぶことが大切です。
一般的には3cm〜4cmのローダウンがバランスが良く、街乗りでも安心して使える範囲とされています。自分の使い方に合ったパーツを選んで、快適なカスタムライフを楽しみましょう。
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