カーナビに音楽CDを録音した際、タイトルが「録音日時」のままになる…そんなお悩みをお持ちの方に向け、カロッツェリアAVIC‑CQ911DCで手動で曲名を編集・入力する手順を分かりやすく解説します。
なぜ自動で曲名が取得できないのか
本機は録音時にGracenoteというデータベースから曲名を取得しますが、照合に失敗した場合は録音日時がそのまま表示されます。
こうした状況では、後からディスプレイ上で手動編集が可能です。
手動編集の事前準備
録音が完了した状態で、いったん画面操作が可能な状態にしておきます。
あると便利なのは、事前に正しい曲名リストをメモ帳やスマートフォンのメモに準備しておくことです。
手動タイトル入力のステップ
以下の操作を行ってください。
- AVソース画面を表示し、「Image」ボタンをタッチ。
- 「情報取得」または「録音情報」→「録音情報の編集・消去」を選択。
- 録音したトラックを選び、「編集」を実行。
- 表示される入力欄に手動で曲名を入力。
- 入力後、「OK」や「保存」ボタンで確定。
この流れで、録音日時だった表示を任意の曲名に変更できます。
実例:6曲まとめ録音のケース
例えば6曲をまとめて録音した場合、トラック名に「2025‑06‑10 15:23」という表示が出ます。
その後、編集画面で「1. 春の歌」「2. 夏の風」「3. 秋の夜」…と順に入力すれば、プレイリストが見やすく整理されます。
編集時のコツと注意点
- 一度に大量編集すると誤入力のリスクがあるため、数曲ずつ整理するのが◎。
- タイトルに特殊文字・絵文字を使うと表示が崩れる可能性があるので避ける。
- 字数には制限があります。途中で「…」になる場合は、短い略称でまとめるのがおすすめ。
Gracenote再取得との組み合わせ
手打ちよりも自動取得を優先したい場合は、録音後「情報取得」で再度Gracenoteサーバーへアクセスできます。
その後、正しい曲が取得できなかったトラックのみ手動編集する方法も効果的です。
まとめ
AVIC‑CQ911DCでは、録音日時で曲名が表示されていても「録音情報の編集・消去」から手動で曲名入力が可能です。
まずGracenote再取得を試し、正しく取得できなかった場合だけ手動編集する、という流れがスマートです。これにより、プレイリストが見やすく整理され、ドライブ中の音楽体験がぐっと快適になります。
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