アメリカンバイクのゆったりとしたスタイルと独特の存在感は、多くのライダーの憧れです。しかし、車体価格の高さがネックになりやすいジャンルでもあります。今回は、大学生などの若い世代でも手が届きやすい、予算60〜70万円以内で購入可能なアメリカンバイクに焦点を当て、燃費・耐久性・スタイルのバランスが取れたモデルを紹介します。
アメリカンバイクの特徴とは?
アメリカンバイクは、ロー&ロングなフォルム、低回転でも力強いトルク、ゆったりしたクルージング性能が特徴です。多くは空冷エンジンを搭載し、重厚な存在感と乗り味が魅力です。
特に初心者にとって重要なのは、重さや足つき性、そしてメンテナンス性。見た目だけでなく、実際に扱いやすいモデルを選ぶことが大切です。
予算60〜70万円で狙えるおすすめアメリカンバイク
- ホンダ レブル250
新車価格:約60万円軽量・低燃費・低シート高で、初心者にも扱いやすい。タンクやサイドのカスタムも豊富で、自分だけのスタイルに仕上げられるのも人気の理由です。
- ヤマハ ドラッグスター250(中古)
中古価格:約40〜60万円中古市場では依然人気が高く、低速トルクと美しいメッキパーツが魅力。中古の程度次第ではかなりお買い得です。
- スズキ ST250 Eタイプ(中古)
中古価格:約30〜50万円クラシカルなデザインで、アメリカンに近いルックス。空冷単気筒で燃費も良く、維持費もリーズナブルです。
中古車購入時のチェックポイント
中古でアメリカンを探す場合は、次のポイントを必ず確認しましょう。
- 走行距離:3万km以下なら比較的安心
- 整備記録の有無:オイル交換など定期的な記録が残っているか
- 外装・エンジンの状態:メッキ部分のサビや異音がないか
特にドラッグスターなどは年式が古くなりつつあるため、整備状態や部品交換歴が価格以上に重要になります。
燃費とメンテナンス性で選ぶなら?
燃費重視なら、レブル250やST250のような単気筒モデルが圧倒的に有利です。1Lあたり30〜40kmを記録するモデルもあり、通学や長距離ツーリングでも経済的です。
また、メンテナンス性の高さも重要です。部品の入手しやすさや情報量の多さという点では、ホンダ・ヤマハ・スズキなど国内メーカーの方が安心です。
スタイル重視で選びたい人向けのモデル
見た目重視の方には、太いタイヤとローシートのボバースタイルがおすすめ。レブル250はカスタムの自由度が高く、海外バイカー風に仕上げることも可能です。
また、カラーやタンク形状で個性を演出することもできるため、自分だけの一台を作る楽しさも味わえます。
まとめ:まずは“安心して乗れる一台”から
アメリカンバイクを選ぶ際は、予算に合うことに加えて、扱いやすさ・維持費・見た目のバランスを重視することが成功の秘訣です。初めての一台であれば、レブル250のような人気車種から始めるのが無難です。
中古市場も視野に入れつつ、自分に合った相棒を探してみてください。
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