バイク用インカム「asmax F1」を使用していると、走行中にスマホとのBluetooth接続が不安定になったり、マイクが突然使えなくなるといったトラブルが起こることがあります。この記事ではその主な原因と具体的な対処法について、実例とともにわかりやすく解説します。
Bluetooth接続が途切れる主な原因
走行中に接続が不安定になる場合、以下のような要因が考えられます。
- スマホの省電力設定やBluetooth干渉
- インカム本体のバッテリー電圧低下
- スマホとインカムの距離や遮蔽物(厚手のヘルメット等)
特にAndroidでは「バッテリー最適化」機能が原因で、一定時間通信が遮断されることがあります。
スマホ側での対処法
スマホの設定を見直すことで、接続の安定性が大きく改善されることがあります。
- Bluetooth設定でasmax F1を一度削除し、再ペアリング
- Androidの省電力モードをOFFにし、Bluetoothアプリの「バッテリー最適化対象外」に設定
- 他のBluetoothデバイス(スマートウォッチ等)との干渉回避
実際に「Wi-Fiを切ったら安定した」という声もあるため、通信帯域の整理も有効です。
マイクが使えない場合の原因と対処
マイクが無反応になる原因には次のようなパターンがあります。
- マイクコネクタの接触不良(差し込みが甘い/断線)
- マイク設定がミュートになっている
- マイク本体または基盤側端子の故障
まずはマイク端子を抜き差しして再接続。それでも改善しない場合は、別のマイク(同規格)を使って反応を見ることで切り分けできます。
マイク配線が断線しやすいポイント(ヘルメット内部での折り返し部分)を確認してみましょう。
ファームウェア更新やリセットも有効
asmax F1は中華インカムとしては安定性が高い方ですが、長期間使っていると内部ソフトに不具合が出ることもあります。
- 説明書にある方法で本体を「工場出荷状態」にリセット
- 公式サイトや取扱販売店からファームウェアアップデート情報を確認
実例として、リセット後にマイク機能が復活したという報告も複数あります。
それでも改善しない場合の選択肢
以下のような追加対策も検討できます。
- マイク・スピーカーだけを別売りで交換(通販で互換品が入手可能)
- 新しいBluetoothチップ搭載モデルへ乗り換え(F1 Proなど)
- asmaxの日本正規代理店に問い合わせて保証対応可否を確認
中華インカムでも販売店によっては3〜6か月保証があるため、購入履歴があるなら相談をおすすめします。
まとめ
asmax F1のBluetooth接続やマイク不良は、スマホ設定やハードの接触不良が主な原因です。まずはスマホの省電力設定・マイクの接続確認・リセットを行い、それでもダメならマイク交換や問い合わせを検討しましょう。
特に仮ペアリングのまま使っていたケースや、長時間未使用だった個体では、リセットと再設定が高確率で効果を発揮します。
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