原付二種(排気量125cc以下)のバイクやスクーターは、通勤や街乗りに適した経済的な選択肢として人気ですが、中には高速道路以外でのツーリングやバイパス走行も快適にこなせる、100km/h以上出る高性能モデルも存在します。本記事では、そのようなバイクを厳選して紹介するとともに、選ぶ際のポイントも解説していきます。
原付二種で100km/h以上出るモデルはある?
原付二種は基本的に125cc以下のモデルを指しますが、最近ではエンジン技術の進化により100km/h以上の巡航が可能なモデルも増えてきました。特にマニュアルタイプのスポーツモデルでは、トップスピードが110〜120km/hに達する車両も存在します。
ただし、スクーターにおいても一部の水冷高出力モデルは、装備やギア比の設計次第で100km/h前後の最高速を実現しています。
おすすめモデル① YAMAHA YZF-R125(フルモデルチェンジ後)
最高速:約115km/h(実測値)
YZF-R125はスポーツ走行を前提とした本格的な125ccマシンで、DOHCエンジンと6速ミッションを搭載。2023年にフルモデルチェンジを果たし、トラクションコントロールや倒立フォークなど装備も充実しています。
見た目もYZF-R1譲りで所有感が非常に高く、若年層を中心に人気です。
おすすめモデル② HONDA PCX125(eSP+搭載車)
最高速:約105〜110km/h(メーター読み)
スクータータイプで100km/h以上を出したい方にはPCX125が有力候補。軽量ボディに水冷eSP+エンジンを搭載し、高速走行も比較的スムーズ。燃費性能にも優れており、街乗りから郊外の移動まで万能にこなします。
タンデム性能やシート下収納も優秀で、通勤や買い物にもぴったりです。
おすすめモデル③ SUZUKI GSX-R125
最高速:約115〜120km/h
GSX-R125は軽量かつ高回転型エンジンが魅力のスーパースポーツモデル。クイックな加速性能と抜群の燃費を両立しており、125ccとは思えない走行性能を発揮します。キー付き燃料キャップやLEDヘッドライトなども高評価ポイントです。
特にサーキット走行やワインディングでのスポーツ走行を楽しみたい方におすすめ。
おすすめモデル④ Aprilia SR GT 125
最高速:約100〜105km/h
イタリアのバイクブランド・アプリリアのアドベンチャースクーター。オフロードライクな足回りにより、走破性と快適性を兼ね備えたユニークな1台です。
他のスクーターと比較しても個性が際立ち、街乗りだけでなくキャンプや軽ツーリングにも最適です。
バイク選びのポイント:用途とライディングスタイルを意識
100km/h以上の速度を求める場合、単にエンジンスペックだけでなく、走行安定性・ブレーキ性能・タイヤサイズなども重要になります。
- スポーツ重視:YZF-R125、GSX-R125
- 利便性重視:PCX125、SR GT 125
- 燃費とコスパ重視:ホンダグロム、スズキアドレス125なども候補に
また、自動車専用道路を通れない点や法定速度制限(60km/h)との兼ね合いも理解しておく必要があります。
まとめ:あなたに最適な原付二種はどれか?
100km/h以上の最高速が出る原付二種は意外にも複数存在し、スポーツタイプや高性能スクーターなど選択肢は多彩です。自分の使用環境や好みに合わせて、装備・価格・維持費も含めて最適な一台を選びましょう。
通勤だけでなく週末のプチツーリングにも使える原付二種、ぜひこの機会に検討してみてください。
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