Gフォアにオイルクーラー装着ならどこから冷やす?社外フィルター or 純正オイルパン接続の選び方

カスタマイズ

Gフォア(グロム等のバイク)にオイルクーラーを取り付ける際、どこからオイルを取るかによって冷却効果や安心感が大きく変わります。社外オイルフィルターから取る方法、クラッチカバー型の取出し、あるいはFSインパルス純正オイルパンから冷却する方式はどれがベストか、有識者向けに比較します。

①サンドイッチプレート(フィルター周辺)方式

オイルフィルター取り付け部に割り込ませ、クーラーラインを追加する方式です。

Redditの投稿では「In/Outの大きなポートは油圧より容量重視なので、タービン供給には向かない。代わりにNPTポートを使うのが良い」とあります :contentReference[oaicite:0]{index=0}。

ツイートでは、「サンドイッチ型はオイル流量の全てを割り込むので、クーラーとエンジンへの油供給バランスが重要」と警告もされています :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

②オイルパン純正接続タイプ

FSインパルスの純正オイルパンにクーラーラインを接続する方式です。純正設計なので信頼性があり、オイル流路への影響が少ないメリットがあります。

ただし、冷却効果はオイル取出口の場所とライン径に依存するため、大容量クーラーを使うならライン径・ラジエター容量も重要です。

③クラッチカバーから取る方式

クラッチカバーに取り付けられた口からオイルを取る方法。パンやフィルター方式と比べ、内部油圧に干渉せずに冷却できるのが大きなメリットです。

ただし部品加工や精密な取り付けが必要で、専用品や知識が求められます。

どの方式が最も効果的?

冷却性能は「取出し箇所より大きなクーラー容量・ラジエターの大きさで決まる」ことが多く、出どころよりもクーラー本体が鍵になります :contentReference[oaicite:2]{index=2}。

実際、サンドイッチ・プレートを用いても、オイルクーラー本体が小さければ冷却効果は限定的。逆に大容量クーラーの方が性能向上が期待できます。

施工・安全性の比較まとめ

  • サンドイッチプレート方式:施工が手軽な一方、全オイルの流量管理が必要
  • オイルパン接続方式:純正設計で安心感が高く、ベースとしておすすめ
  • クラッチカバー方式:油圧影響少ないが、専門知識と加工スキルが必要

まとめ:取出し箇所より大容量クーラーで勝負!

結論として、どの取出し方式を採用するかよりも「大容量クーラー本体」+「適切なライン径」を選ぶことが冷却性能に最も効く対策です。

取出し位置は施工性やフィーリング(油圧・安全性)を重視して選び、冷却本体は容量を優先。構成としては、オイルパン or クラッチカバーから取り出し+大容量コアクーラーの組み合わせが最もバランスが良い選択です。

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