ウィンカーのカスタムとして人気の「クリアレンズ化」。その際、電球の発光色がアンバー(オレンジ)であることが法律上求められています。この記事では、ウィンカー球を塗ってオレンジ化する専用ペンについて、具体的な製品名や使用時の注意点を紹介します。
なぜウィンカー球を塗るのか?クリアレンズと法律の関係
ウィンカーにクリアレンズを使用すると、内部のバルブが見えるため、オレンジ色の発光が重要になります。日本の道路運送車両の保安基準では「方向指示器の点滅色は橙色でなければならない」と明記されており、透明なバルブをそのまま使うと光が白くなってしまい車検不適合の恐れがあります。
その対策として、クリアバルブに着色する方法が多く使われており、安価かつ見た目にもこだわりたい方に好まれています。
ウィンカーバルブに使える「マッキーのようなペン」の正体
「マッキーのようなペン」という表現でよく紹介されるのは、以下のようなウィンカー球専用の着色ペンです。
- ソフト99「ガラス用ウィンカーペン オレンジ」
透明球を鮮やかなアンバーに仕上げられる定番アイテムです。 - Valenti ジュエルカラーリングペン
高発色かつ耐熱性に優れたバルブ塗装用ペン。
これらはマッキーと違い耐熱・耐久性を意識した仕様になっており、バルブ表面にもきれいに密着します。
実際の使用手順と仕上がりのポイント
塗装の際はバルブを外し、ガラス面の汚れや油分を落としてから施工するのが鉄則です。以下の手順で仕上げるとムラなく綺麗に着色できます。
- 脱脂(パーツクリーナー等で軽く拭き取り)
- 1回目を軽く塗布し、しっかり乾燥(10〜15分)
- 2〜3回重ね塗りし、鮮やかなオレンジに仕上げる
※LEDバルブや高温になる箇所には不向きなこともあるため、対応温度・素材の確認は必須です。
着色バルブの注意点と代替手段
着色バルブは経年で色褪せが出る場合もあり、特に直射日光や高温環境に長期間さらされると褪色が進みやすくなります。また、車検時に発光色が不適合と判断される可能性もゼロではありません。
こうしたリスクを避けたい方には、最初からアンバー塗装済みのステルスバルブやLEDバルブを使用するのが無難です。
まとめ:おしゃれに合法!ウィンカー球のカスタムは安全第一で
クリアレンズとの組み合わせでウィンカーをスマートに見せたいなら、着色ペンによるアンバー化はコストも低く手軽な方法です。ソフト99やValentiなど信頼性のある製品を選び、丁寧な施工を心がけましょう。
見た目も安全性も両立させたカスタムで、あなたのバイクや車をさらにスタイリッシュに仕上げてください。
コメント