Kawasakiエリミネーター400に納車後、左サイドカバーを開けた際のネジを落としたかも…と心配された方向けに、構造と確認ポイント、整備時の対応をまとめました。
サイドカバーのネジ固定構造とは?
一般的に左サイドカバーは上下2本で固定されており、上部はカバー側のネジを車体側の金属製《メスナット(メネジ)》に締め込む形が採用されています。
この構造により、ネジ山付きの金具が車体側に固定されており、カバーを外しても落ちにくい設計です。
六角レンチで開けたときの「空回り」は?
上部ネジが空回りするのは、カバーのネジ穴に対して車体側のメスナットが外れかかっている可能性があります。
もしくは、カバー側のボルトがカバー内に入り込んで噛み合っていない状態のまま締めようとしているかもしれません。
部品が落下していないか確認する方法
金具が飛んでいった可能性は低いですが、隙間に挟まっている可能性があります。明かりを当ててネジ穴周辺をチェックしましょう。
また、オイル交換や点検時に整備士に伝えて、ネジ山やメスナットの状態を確認してもらうと安心です。
整備予約の前にできる準備
・現状の状態を写真に撮る
・現物の固定状況(ネジが浮いている等)を簡潔に整備士に説明できるようメモする
これにより、予約時に「このネジの金具はどうなっているのか教えてもらえるかな」と気軽に相談しやすくなります。
実際の症例と対処例
あるユーザーは「上部ボルトが空回りすると思ったら、カバー側のネジが入り込んでいて、整備士が軽く押してカチッと戻しました」との報告があります。
結果的に金具やメスナットは無事だったというケースも多く、焦らず確認することで済むことが多いです。
まとめ:まずは確認、点検時に相談を
左サイドカバーの上部は車体側にメスナットが固定されている構造なので、金具が飛んでなくなる可能性は低いです。
まずは隙間の確認と写真記録を行い、2週間後の点検時にネジ構造の状態を整備士に見てもらえば安心です。
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