ベンツのオブシディアンブラックとトヨタのブラックカラーを比較|202・219との違いを解説

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自動車のカラー選びは、車の印象を大きく左右する要素のひとつです。特にブラック系のカラーは、高級感や重厚感を演出する定番色ですが、メーカーごとに微妙に異なるニュアンスがあります。今回は、メルセデス・ベンツの「オブシディアンブラック」と、トヨタの「ブラック(202)」および「プレシャスブラックパール(219)」を比較し、その違いや近さについて解説していきます。

オブシディアンブラックとは?ベンツらしい深みと艶のある黒

オブシディアンブラック(Obsidian Black)は、ベンツで採用されているブラックカラーの一種で、ややメタリックがかった光沢のある塗装です。深みのある黒を基調としつつ、光の当たり方によって細かくメタリックが浮き上がるため、洗練された高級感が特徴です。

夜間や日陰では重厚感のある真っ黒に見えますが、昼間の陽光下ではわずかにグレーがかった輝きが浮かび、ベンツらしい上質な印象を与えてくれます。

トヨタのブラック(202)との違い

トヨタの「ブラック(202)」は、いわゆるソリッドブラックに分類されるカラーで、メタリックやパールが一切含まれない純粋な黒です。深みはありますが、艶の管理が難しく、傷や汚れが目立ちやすいという特徴もあります。

このため、202と比べると、オブシディアンブラックの方が手入れもしやすく、光の反射によるニュアンスの変化が楽しめる点で上位互換的な印象を持つ人も多いです。

プレシャスブラックパール(219)との近似性

一方、プレシャスブラックパール(219)は、トヨタがレクサス車などに多く採用する高級感のあるパール系ブラックです。微細なパールが配合されており、光の角度によって奥行きのある艶感を感じられます

この質感は、オブシディアンブラックと非常に近く、パールやメタリックの深さ・見え方に関しては、202よりも219の方が明らかに似ているといえるでしょう。

各カラーを並べて比較すると

カラー名 種類 質感 特徴
オブシディアンブラック メタリックブラック 光の反射で変化 高級感・艶あり・重厚
ブラック(202) ソリッドブラック 単色マット 手入れが大変・純粋な黒
プレシャスブラックパール(219) パールブラック 艶感・深み 高級感・見た目が近い

このように比較してみると、オブシディアンブラックは219(プレシャスブラックパール)に最も近い質感を持っていることがわかります。

実際に見比べたい場合のおすすめ方法

実車のカラーを見比べたい場合は、トヨタのディーラーとベンツの正規ディーラーを訪れ、実際に日中の自然光や室内照明の下で比較するのが最も確実です。

また、中古車サイトやInstagramなどで「カラー名+車種名」で検索すると、ユーザー投稿の写真や動画が豊富に見つかります。撮影条件によって見え方は異なるため、できれば複数のソースを見るのがポイントです。

まとめ:オブシディアンブラックはトヨタの219に近い

ベンツのオブシディアンブラックは、メタリックが含まれた深みと艶のあるブラックカラーで、トヨタでいえばプレシャスブラックパール(219)が最も近い性質を持っています。純粋なソリッドブラック(202)とは異なり、光の角度で見た目が変わる高級感が魅力です。

色味にこだわるなら、実車確認はもちろん、色の特性を把握したうえで選ぶことをおすすめします。

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