高級ミニバンの代表格として根強い人気を誇る30系アルファード。特に後期型の「3.5SCパッケージ」は、走行性能とラグジュアリー性を兼ね備えた上位モデルとして多くのユーザーから注目を集めています。では、平成31年式・令和元年式・令和2年式の中で、どの年式を選べば満足度が高いのでしょうか?本記事では、それぞれの年式の特徴や違い、選ぶ際のポイントを詳しく解説します。
30系後期型アルファードのモデル概要
30系アルファード後期型は2018年1月にマイナーチェンジが行われ、外観のデザイン刷新に加え、安全装備「Toyota Safety Sense」の進化が大きな話題となりました。3.5SCパッケージは3500ccのV6エンジン(2GR-FKS)を搭載し、8速ATによるスムーズな加速性能が特徴です。
また、エアロ仕様・高級シート・JBLプレミアムサウンドなど、上級仕様にふさわしい装備が充実しています。
平成31年式(2019年1月~4月)モデルの特徴
平成31年式は、後期型マイナーチェンジの完成形とも言える内容で、主要装備や安全機能はすでに整っています。2020年モデル以降と比べても大きな変更点はなく、コストパフォーマンスを重視するなら狙い目の年式です。
一方で、中古車市場ではタマ数が少なめな傾向にあり、状態の良い個体を見つけるにはやや時間がかかるかもしれません。
令和元年式(2019年5月~12月)との違い
令和元年式になると、年度としては新しい印象を持たれやすく、売却時のリセールバリューにも若干の影響があります。ただし、装備や性能は平成31年式と大きな違いはありません。
購入時の価格はやや高くなる傾向があるため、「年式を重視するか」「価格を抑えるか」で判断が分かれるポイントです。
令和2年式(2020年)モデルの特徴とメリット
令和2年式からは、装備の一部が見直され、JBLサウンドやT-Connectナビの設定などが最適化されています。加えて、車両価格も中古市場では最も高値で推移しており、「状態の良さ」と「最新装備」を求めるなら最有力候補となります。
ただし、同じグレードであってもオプション内容や法人利用歴の有無などによって大きく価格が変動します。
年式ごとの比較まとめ表
年式 | 主な特徴 | オススメ度 |
---|---|---|
平成31年式 | 装備充実・価格抑えめ | ◎ |
令和元年式 | 装備同等・やや高値 | ○ |
令和2年式 | 最新装備・高価格帯 | ◎(予算次第) |
購入時のチェックポイント
- 走行距離と整備履歴:年式よりも状態の良さが重要
- オプション装備の有無(JBL、ナビ、リアエンタメなど)
- 法人・レンタカー落ち車両の可能性
特に「トヨタの認定中古車」など保証付きの販売店を活用することで、納車後のトラブルリスクを軽減できます。
まとめ:3年式の違いはわずか、条件と目的で選ぼう
30アルファード後期3.5SCパッケージは、どの年式でも基本性能や装備に大きな差はありません。「価格重視なら平成31年式」「バランス型なら令和元年式」「最新装備重視なら令和2年式」というように、予算や使用目的に応じて選ぶのがベストです。
購入の際は年式だけでなく、装備内容・メンテナンス記録・車両状態なども総合的に判断して、納得の一台を見つけましょう。
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