大学生になって「バイクに乗ってみたい」と思う人は少なくありません。特にホンダの名車「NS-1」に憧れを持つ人も多いのではないでしょうか。しかし、家族の猛反対にあって免許取得すら断念せざるを得ない……というケースも少なくありません。この記事では、そんなバイクに憧れる若者が夢を追う方法と、現実的な選択肢について考えていきます。
NS-1とはどんなバイクか
NS-1(エヌエスワン)は、ホンダが1990年代に販売していた50ccのフルカウル原付スポーツバイクです。ミッション付き、タコメーター付き、レーサーレプリカスタイルで、原付とは思えない本格仕様が人気の理由です。
軽量でハンドリングも良く、カスタム性も高いため、いまだに中古市場で人気があります。特に若い世代が「初めてのバイク」として乗りたいと思うのも納得です。
なぜ家族は原付を反対するのか
原付やバイクを反対される理由の多くは安全面への不安です。事故時のケガの大きさや運転中のリスクなどが主な懸念材料になります。
また、大学生という未成年に近い立場であることや、保険、維持費、盗難リスクなど親から見ると「心配の種」が尽きません。まずはその不安を理解し、冷静に受け止める姿勢が大切です。
反対を乗り越えるためにできること
どうしてもNS-1に乗りたいという夢がある場合、段階を踏んで信頼を得ることが一つの方法です。
- 交通ルールや安全運転について真剣に学んでいることを伝える
- ヘルメットやプロテクターの使用など、安全意識の高さを示す
- 免許取得費用や保険などの資金は自分で負担する姿勢を見せる
バイクに乗ることが「反抗」ではなく「夢」であり、「責任感」を持っていることを示せれば、家族の理解を得られる可能性も高まります。
どうしてもNGなら電動バイク+カウルで楽しむ手も
それでもどうしても乗ることができない場合、NS-1風のスタイルを楽しむという方向性もあります。最近は電動バイクをベースに、外装をNS-1風にカスタムする人もいます。
たとえば、クラウドファンディングで登場した電動カブレプリカや、中国製のミニスポーツ電動バイクなど、遊び心のある乗り物も増えてきました。こうしたものにNS-1のカウルを装着すれば、見た目だけでも「夢のカタチ」を楽しむことができます。
カウル装着時の注意点
ただし、電動バイクにNS-1の外装をつける場合には、以下の点に注意しましょう。
- ハンドルやステーとの干渉確認
- 灯火類(ウインカー・ヘッドライト)との整合性
- ナンバーや保安部品の視認性の確保
あくまで自己責任のカスタムとなるため、安全性と合法性をしっかり考慮しましょう。
まとめ|「乗ること」だけが夢の実現ではない
バイクに乗る夢があっても、家族との関係や安全面への配慮が必要なことも事実です。しかし、乗る以外にも、スタイルやカスタムで夢を実現する方法はあります。最終的に原付免許を取得する場合も、周囲の理解を得ながら、自分の責任で安全に楽しむことが大切です。
NS-1に限らず、自分なりのバイクライフを模索していきましょう。
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