RX‑8(JC後期)(CVT)走行3.8万km・無修復138万円は妥当?圧縮と相場を徹底分析

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XC‑8後期型(CVT)の中古車、走行3.8万km・138万円・修復歴なし。圧縮測定なしだと不安だけど、実際どう判断すべき?本記事では、“圧縮値”の目安や相場、購入前検査や価格交渉のポイントを詳しく解説します。

RX‑8の圧縮値とは?正常値と劣化サイン

ロータリーエンジンは各ローターごとに圧縮圧力を測定し、通常は 約120psi(8.5kg/cm²)±差 が理想、下限98.6psi(6.9kg/cm²)を割ると要注意です :contentReference[oaicite:0]{index=0}。

実例では「7.5〜7.9kg/cm²ならまだ使えるが、7.0未満だとシール摩耗による圧縮低下が進行」との見解もあります :contentReference[oaicite:1]{index=1}。

圧縮測定をしない購入は“賭け”になる理由

圧縮測定をせずに購入すると、エンジンの体力が不明瞭なまま走行性能や耐久性に大きな不安が残ります。

圧縮不足が進行している場合、リビルド(再シール)や重整備が必要となり、数十万円の追加費用が発生する可能性があります。

138万円は相場感としてどうか?

同様条件のRX‑8(走行3〜4万km・無修復・AT車)の中古車は、MOTAでは約138〜145万円で流通中 :contentReference[oaicite:2]{index=2}。

そのため価格自体は“相場内”ですが、CVT特有の耐久性・整備歴に応じたディスカウントも考慮するのが良いでしょう。

購入前にすべき“確認事項”リスト

  • 圧縮測定を実施し、ローターごとのpsi値と差を数値化
  • CVTのオイル交換歴や滑り・異音の有無をチェック
  • エンジンオイルの色や粘度など、内部の状態確認
  • 整備記録簿・保証の有無も交渉材料に活用

圧縮測定で低値が出たらどう判断すべきか

もし圧縮値が例えば7.0kg/cm²以下や各ローター間差が大きい場合、購入価格から整備費用として10〜30万円単位で引く交渉が現実的です。

逆にすべて正常圧縮なら、138万円は納得のラインと言えるでしょう。

まとめ

• RX‑8(CVT)走行3.8万km・138万円は“相場内”の価格。
• 圧縮測定なしでは将来の整備リスクを見誤る可能性あり。
• 正常な圧縮値なら判断しやすく、安全な購入ができる。
• 圧縮低下があれば、整備費用相当額を値引き交渉すべき。

購入前には必ず圧縮測定を依頼し、数字を元に冷静な判断を下しましょう。

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