S201c型ハイゼットトラックでエンジンオイルパンを交換する際、ドレンボルト・パッキン・オイル以外に何が必要なのか?そんな疑問に答える記事です。DIY派にも整備工場依頼派にも役立つ情報を、実例とともにご紹介します。
基本部品に加えて 用意すべきもの
オイルパン脱着には「ガスケット(液体・紙)」の交換が不可欠です。
旧ガスケットの残りかすはしっかり清掃し、面出ししたパン面に新しい液体パッキン(RTVシーラント)を塗布するのがDIYの基本手順です :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
ボルトとタップ、クリーニング工具
オイルパンを固定するM8×8本、前後のスタッド用M6×ナット2本は新品交換推奨です。アルミパンの場合トルクは24 Nm程度が目安 :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
タップボルトやトレイなど工具類、面を整えるためのオイルストーン・クリーニング用ウエスもあると安心 :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
トルクレンチと締付トルク管理
アルミオイルパンは締め過ぎNG。トルクレンチ使用で適切な締め込みが必須です :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
トルク不足もリークにつながるため、M8ボルトは規定値24 Nm、M6は約10 Nmの目安が参考になります :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
実例付きDIY手順
某ユーザーは液体パッキンによるDIY交換を実施。旧ガスケット剥がしにシンナー使用後、面出し→RTV塗布→ボルト仮締→本締めで漏れゼロを達成しています :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
途中で1本ネジ穴がバカになるトラブルも発生。ワッシャで調整しながら締結したとの報告もあります :contentReference[oaicite:6]{index=6}。
交換後の確認作業
- 締め付け後、エンジン始動→漏れチェック。
- 5分放置後、再度オイル量確認。
- 必要に応じてトルク再調整。
この流れは整備工場の手順とほぼ同等で、安全性と信頼性が高いです :contentReference[oaicite:7]{index=7}。
まとめ:これだけ揃えればOK!
必要な部品・用品リスト:
- ドレンボルト&パッキン
- エンジンオイル(規定量)
- オイルパン新品/液体ガスケット
- 固定ボルト・ナット(M8×8本/M6×2本)
- トルクレンチ(24 Nm/10 Nm設定)
- タップボルト・オイルストーン・ウエスなど清掃工具
これらが揃えば、DIYでも整備士による交換でも、安心・確実にオイルパン交換が行えます。
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