バイクの維持において定期的なオイル交換は欠かせません。今回は人気のモンキー125を例に、レッドバロンの「オイルリザーブシステム」を利用する場合と、自分でDIY交換する場合の費用やメリットを比較してみます。
レッドバロンのオイルリザーブとは?
レッドバロンでは、初回に6000円(※車種により異なる場合あり)を支払うと、一定量のオイルを事前購入し、以後は作業工賃のみで交換できる「オイルリザーブシステム」が用意されています。通常、1Lあたり100円〜150円程度安くなる計算で、頻繁に交換する方には便利です。
工賃は1回あたり500〜1000円前後。つまりオイル代は先払い、交換ごとに作業料だけ支払う形です。
DIY交換に必要なものと費用の目安
モンキー125の場合、1回のオイル交換量は約0.9L。自分で交換する際の必要コストは以下の通りです。
- エンジンオイル:1L 約1000円(同等グレードの鉱物油)
- 廃油処理ボックス:300〜500円(使い捨てタイプ)
- ドレンワッシャー(ガスケット):1枚 約50円
- オイルジョッキ・工具類:初回のみ数千円程度(すでに所有していれば不要)
よって、1回のDIYオイル交換のコストはおおよそ1350〜1550円程度となります。
実際の費用比較(年間3回交換と仮定)
項目 | オイルリザーブ | DIY |
---|---|---|
初期費用 | 6000円 | 工具類がなければ約3000〜5000円 |
1回あたりの費用 | 工賃のみ 500〜1000円 | オイル+処理+ワッシャー=約1500円 |
年間3回の合計(初期費用込み) | 7500〜9000円 | 7500〜9500円 |
※DIYでは回数を重ねるごとにコストは減少(工具が使い回せるため)
その他の要素:利便性と信頼性
レッドバロン利用のメリット
- 手間がかからず初心者でも安心
- 確実な廃油処理・適正トルクでの作業
- 店舗で履歴管理され、他整備と同時対応も可能
DIYのメリット
- 細かい点まで自分でチェック可能
- 時間や場所を選ばずできる
- 長期的にはコスト削減に
オイルのグレードは要注意
DIYで選ぶ場合、グレードはレッドバロンと同等かそれ以上を選ぶのがベターです。モンキー125では「10W-30」や「10W-40」のJASO MA規格オイルが適合します。
例えば、「ホンダ純正G1(10W-30)」や「カストロール アクティブXTRA」などが人気です。1Lあたり1000〜1500円程度で購入可能です。
まとめ:どちらにもメリットあり、自分に合った選択を
頻繁にメンテしたい人や信頼性重視ならレッドバロンのリザーブが安心です。一方、多少の手間を惜しまなければDIYでも大きな節約が可能。オイルの選択や作業の自由度も高まります。
最初はリザーブで楽をして、慣れてきたらDIYに移行するという方法もおすすめです。
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