バイクの夜間走行を安全に!デュアルライトにH4バルブを取り付ける方法と光量不足の対策

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バイクの夜間走行で「前が見えづらい」と感じる方は多く、特にデュアルライト仕様の車種では光量の不足や配光の問題が悩みの種になります。この記事では、H4バルブの取り付け可否や、おすすめのライトユニットへの交換方法について詳しく解説します。

バイクのデュアルライトにH4バルブは装着できる?

基本的にH4バルブは「Hi/Lo切替式」の2フィラメント構造で、対応ソケットとリフレクター形状が合致すれば装着は可能です。

しかし、純正が小型バルブ(BA20DやPH7など)の場合は、ソケット形状が異なるため、ライトユニット自体の交換が必要になります。

また、H4バルブの消費電力(一般的に55W/60W)は高めなので、配線やリレーの強化も併せて検討すべきです。

FETのフォグランプでは光量が足りない?

FET製のフォグランプは補助光としては優秀ですが、ロービーム的な照射力には限界があります。

特に「常用照明」として使おうとすると、光軸や配光が適切でなく視認性が悪化する可能性もあり、安全面からもおすすめできません。

そのため、ライトユニットそのものをしっかりとした配光性能のあるものへ交換するのが現実的です。

おすすめのライトユニット|シビエとマーシャルの違い

高評価なのが「シビエ」や「マーシャル」といった老舗ブランド製のライトユニットです。

  • シビエ:フランス製でカットラインがしっかりしており、対向車にも優しい照射が可能。
  • マーシャル:レトロなルックスで人気。光の広がりとデザイン性を両立したモデル多数。

どちらもH4バルブに対応したラインナップがあり、純正リプレイスとして使えます。夜間の実用性を重視するなら、クリアレンズ×マルチリフレクター構造の製品が最適です。

LEDやHIDへの交換も選択肢

明るさを求めるならH4タイプのLEDやHIDバルブも候補に挙がります。

ただし、LED/HIDバルブは光軸がズレやすく、リフレクターとの相性が非常に重要です。

不適切な組み合わせは逆に見えづらくなったり、対向車の迷惑になる恐れもあるため、専用品や車検対応品を選びましょう。

配線やバッテリーへの負荷も考慮しよう

H4バルブや高出力フォグを導入する際は、配線の太さやリレー装着も検討ポイントです。

特に純正ハーネスのまま高出力バルブを使用すると、配線の発熱・溶損リスクもあります。リレーハーネスキットの併用や、バッテリーの容量チェックは忘れずに行いましょう。

まとめ|「見えにくい」悩みはユニット交換で解決

夜間走行で前が見えづらいと感じたら、まずはH4バルブへの換装やライトユニットの交換を検討することが有効です。FETフォグだけに頼るのではなく、根本的な照明性能を見直すことが安全への近道です。

特にシビエやマーシャル製ユニットは実績があり、H4バルブ対応で選べるモデルも豊富です。配線強化も忘れずに、安全かつ明るい夜間走行を実現しましょう。

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