原付バイク(50cc)を購入する際、「ナンバーなしで買えるのか?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。実際にヤフオクなどでナンバーのない状態の新車が出品されているのを見て、合法なのか、どうやって登録するのかと気になるケースもあるでしょう。この記事では、50ccの新車をナンバーなしで購入することは可能なのか、購入後の登録方法や注意点について詳しく解説します。
結論:50ccの新車はナンバーなしで購入可能
原則として、50ccバイクの新車はナンバープレートがついていない状態で販売されるのが一般的です。理由は、ナンバーの取得は購入者自身が行う登録制であるためです。
たとえば、バイク販売店で新車の原付を購入する際も、販売店が代理でナンバー取得を行う場合を除き、ナンバーはついておらず、購入者が市区町村の役所で登録してナンバーを取得します。
個人売買(ヤフオク等)のケースでもナンバーなしは合法
ヤフオクやメルカリなどで「ビニールに包まれた状態のナンバーなし新車(未登録車)」が出品されているケースもあります。こういったバイクは、未使用で登録もされていない「新車状態」であり、購入後に自分でナンバー取得をすれば問題ありません。
ただし、出品者が販売業者ではなく個人である場合は、販売目的での出品が古物営業法に抵触する可能性があるため、その点の信頼性も確認しておきましょう。
新車購入後に必要なナンバー登録の流れ
新車の50ccバイクを購入した後は、次の手順でナンバー登録を行います。
- 販売証明書(譲渡証明書)を受け取る
- 自賠責保険に加入(ナンバー取得に必要)
- 居住地の市区町村役場にて登録申請
- ナンバープレートを交付してもらう
これらの手続きにかかる費用は基本的に無料ですが、自賠責保険料と印紙代などは別途かかります。
登録に必要な書類と持ち物
登録時に必要となる書類・持ち物は以下の通りです。
- 販売証明書または譲渡証明書
- 本人確認書類(運転免許証など)
- 自賠責保険証明書
- 印鑑(認印)
これらを持って市役所の税務課や自動車税担当窓口へ行くことで、即日でナンバープレートを受け取れることがほとんどです。
新車でもナンバー付きで販売されるケースもある?
一部のバイクショップでは、登録まで代行し、ナンバーをつけた状態で納車するサービスを行っているところもあります。この場合、代行手数料や登録料が別途発生します。
ナンバー付きで納車されると、すぐに乗り出しできるメリットはありますが、代行費用が5,000円〜1万円ほどかかるケースもあるため、費用と手間を天秤にかけて判断するのがおすすめです。
まとめ:50cc新車バイクはナンバーなしで買えるが、登録は必須
50ccの原付バイクはナンバーなしで購入することは一般的であり、違法ではありません。購入後は自分で役所に行ってナンバー登録を行い、公道での使用が可能になります。
ヤフオクなどで出品されているナンバーなし新車を購入する際は、販売証明書の有無や信頼できる出品者かどうかをしっかり確認するようにしましょう。登録自体はそれほど難しくないため、安心して手続きできます。
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