バイクの燃料タンクにアルミ製の燃料添加剤の蓋が落ちてしまったとき、どうすれば安全に走行できるのか不安になりますよね。CB400SF(NC31)でも同様の不安を抱える方は多く、本記事では初心者にもわかりやすく、正しい対処法と安全に過ごすためのポイントを解説します。
なぜ異物は早めに取り出すべきなのか?
燃料タンク内の異物は、燃料フィルターや燃料ポンプ、インジェクターに詰まりやダメージを与える可能性があります。
実際、金属片やナットがタンク内にあると、フィルターを傷めたり、燃料ラインを詰まらせたりする恐れがあると多くの整備経験者が警告しています[参照]
まずはガソリンを減らして再チャレンジ
満タン状態では異物が奥に沈んで見つけにくく、タンク内の探査工具でも届きにくい場合があります。
ですので、まずは燃料をできるだけ使ってガソリンを減らした状態で再度ピックアップツールを使ってみましょう。
異物が取れないときの応急処置
どうしても取り出せない場合は、一度タンクを外して軽く振ってガソリンと一緒に異物を出す方法もあります。
多くのライダーは「少量ずつ抜いて、振って、排出を繰り返す」ことで異物を除去できたという実例があります。
一時的にそのまま走行しても大丈夫?
異物が燃料フィルターである程度止まる場合もありますが、金属片はフィルターを摩耗・破損させ、最悪ポンプ故障の原因になるため、できる限り早く取り出すことを強く推奨します。
実際に金属片を含むガソリンを数日放置し、フィルターやポンプにダメージが生じたという報告もあります[参照]
実例:ナットや金属片がタンク内に落ちたケース
あるライダーはナットがタンクに落ちた際、フィルターで止まって走行可能だったものの、後日フィルター交換とタンク洗浄を実施しました。
また、金属片によって燃料ポンプが故障し、そのまま修理が必要になったケースも報告されています。
最終的なおすすめ対処法
- ガソリンをできるだけ減らしてから、再度吸着工具やピックアップツールで挑戦。
- それでも取れない場合は、タンクを取り外して異物除去・軽洗浄。
- 取り出した後は燃料フィルターの点検・交換を検討。
まとめ
燃料タンクにアルミ蓋が落ちたら、まずは燃料を減らして視認・除去しやすい状態にしてからツールで取り出すことが重要です。どうしても取れないときは、タンクを外して水・ガソリンとともに振って落とす方法が効果的です。
その後、フィルターやポンプへの影響を防ぐため、早めの点検や交換を実施しましょう。これらの対処を心がければ、CB400SF NC31での安心・安全な走行につながります。
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