シグナス台湾2型(SE464)のフェンダーレス化手順と注意点を解説

カスタマイズ

スクーターのカスタムで定番のフェンダーレス化は、リア周りをスッキリと見せ、スポーティーな印象を強調する人気のカスタムです。この記事では、シグナス台湾2型(SE464)のフェンダーレス加工を検討している方に向けて、具体的なやり方や必要な部品、注意点などを詳しく解説します。

フェンダーレスとは?そのメリットとデメリット

フェンダーレスとは、純正のリアフェンダー(泥除け)を取り外し、ナンバープレートやウインカーを別位置に移設するカスタムのことです。見た目のカスタム性が高く、リア周りが軽快な印象になります。

ただし、デメリットとして雨天時に泥跳ねしやすくなる点や、保安基準への注意も必要です。ナンバーや灯火類の取り付け位置・角度が法令に適合していなければ車検に通らない可能性もあります。

必要な工具とパーツ

  • フェンダーレスキット(車種専用が望ましい)
  • 六角レンチ・ソケットレンチ
  • +ドライバー
  • 電工ペンチ、ギボシ端子(ウインカー配線加工用)
  • 配線テープ、絶縁処理材料

市販のフェンダーレスキットは、シグナスSE464専用設計のものが販売されています。汎用品の場合は加工が必要なケースもあるため注意しましょう。

シグナス台湾2型のフェンダーレス化手順

まず、リアフェンダーを固定しているボルトを車体裏から確認し、シート下やインナーカウルを部分的に取り外してアクセスします。リアフェンダーは数本のボルトで固定されているため、慎重に外しましょう。

次に、ナンバープレートホルダーやウインカーを取り外し、フェンダーレスキット付属のプレートステーを取り付けます。配線は延長が必要な場合もあるため、事前に配線図を確認しておくとスムーズです。

配線処理と法令遵守のポイント

ウインカーやナンバー灯の配線は、防水処理と確実な接続が必要です。ギボシ端子で確実に接続し、配線テープや自己融着テープで防水対策を行いましょう。

ナンバープレートの角度は、道路運送車両の保安基準により40度以内に設置する必要があります。また、ナンバー灯は夜間でもナンバー全体が照らされていることが求められます。

カスタム事例:ユーザーの実例紹介

SE464オーナーの一人は、POSH製のフェンダーレスキットを使用し、リア周りをシンプルに仕上げています。ナンバー灯をLEDに変更し、配線の処理もインナーフェンダー内に収めたことで、すっきりとした外観を実現。

別の事例では、ウインカーを小型化し、テールランプ横に移設したカスタムも。視認性を確保しつつ、全体のバランスを崩さない設計が参考になります。

まとめ:フェンダーレスは見た目だけでなく安全性と法令も意識しよう

シグナス台湾2型のフェンダーレス化は、しっかりとした準備と知識があればDIYでも可能です。外観の変化だけでなく、配線や取り付け角度の法令順守、安全性も含めたトータルでの配慮が大切です。

完成後の仕上がりは愛車への愛着をさらに深めてくれるでしょう。カスタム初心者でも、段取りを押さえて挑戦してみてください。

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