通勤用に125ccクラスのバイクを検討する際、AT(オートマ)かMT(マニュアル)かで悩む方は少なくありません。特に普通四輪MT免許をお持ちであれば、MT車にもすぐ適応できる可能性があります。本記事では、125ccのATとMTの特徴や通勤利用時の違いについて詳しく解説します。
AT(オートマ)125ccバイクの特徴とメリット
ATバイクはクラッチ操作が不要で、アクセルをひねるだけで発進できる「スクータータイプ」が一般的です。
◎主なメリット:
- 渋滞でもストレスなく走れる
- スーツや通勤服でもまたぎやすい
- 荷物が積みやすいシート下収納あり
特に都市部の通勤利用では、信号待ちや渋滞で頻繁に停止・発進を繰り返すため、AT車の快適性は非常に大きな魅力です。
MT(マニュアル)125ccバイクの特徴と魅力
MTバイクはクラッチとギアチェンジが必要ですが、自分でエンジン回転をコントロールできるため走りの楽しさやパワー感を味わえます。
◎主なメリット:
- エンジンブレーキが使いやすく安全
- 長距離走行や坂道に強い
- 操作に慣れると燃費が良くなる傾向
「週末はツーリングにも行きたい」「乗る楽しさを味わいたい」という方にはMTがおすすめです。
通勤用途で比較するとどう違う?
毎日短距離の通勤を行うなら、ATの快適さと手軽さが魅力。一方で、通勤が10km以上あり交通量が少ないルートであれば、MTでストレスなく走れることも。
注意点:MT車はクラッチ操作に慣れていないとエンストのリスクがあるため、練習が必要です。
具体的なモデル例と選び方のヒント
おすすめAT車:
- ホンダ PCX125:快適で燃費も◎
- ヤマハ NMAX125:ABS標準搭載、安全性が高い
おすすめMT車:
- スズキ GSX-S125:スポーティで軽快な走り
- ホンダ GROM(グロム):コンパクトながらMTの醍醐味を楽しめる
免許的には?四輪MT免許はバイクに影響なし
普通自動車免許(四輪MT)を持っていても、125ccバイクに乗るには別途「小型二輪AT限定」または「小型二輪MT免許」が必要です。
ただし、MT車に乗るには小型二輪<MT>の取得が必要となりますので、免許選びも含めて検討が必要です。
まとめ:快適性重視ならAT、走りを楽しむならMT
通勤の快適さと実用性を重視するならATバイクがおすすめ。対して「バイクを操る楽しさ」や走行性能を求めるならMTを選ぶと満足度が高くなります。
普段の通勤環境や自分の操作スキル、そしてバイクに何を求めるかを整理したうえで、最適な1台を選んでください。
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