フロントダブルディスク化したバイクで、右キャリパーからダブルバンジョー経由で左キャリパーにホースをつなぐ構成。この際、ホースをフェンダー上にただ跨がせて良いのか、安全性や見た目を意識した固定方法まで、具体的に解説します。
■ 一般的な前輪2キャリパー構成の種類
双キャリパー式ブレーキのホース配管には主に3つの構成があります。
- ・マスターシリンダーからT字分岐して左右キャリパーへ送る構成(一般的OEM)。
- ・右キャリパーに接続したダブルバンジョー式→右から左へホースを跨がせる構成。
- ・マスターからダブルバンジョー→各キャリパーへそれぞれ独立ルートの構成(レーシング仕様)。
redditでも、「Pressure will be equal regardless…」「any pressure loss due to length is negligible」とあり、油圧系統では圧力差は実際には問題になりづらいという見解もあります。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
■ フェンダー上を跨がせる際のリスクと注意点
Yahoo!知恵袋の実例では、ホースが長すぎてタイヤと擦れ、オイル漏れ事故につながったケースがあります。これを防ぐためにも、ただ跨がせるだけではなくしっかり固定することが重要です。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
その回答では「パネル固定用結束バンド」の使用を推奨しており、安全性を優先すべきと強調されています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
■ 安全で見た目も良いホースの取り回しと固定方法
- パネル固定用結束バンドやホースクランプでフェンダーやステーに沿わせてしっかり固定。
- できれば余剰ホースはカットしてエア抜き&再圧着。通すルートはタイヤや他の可動部と一定距離を確保。
- 可能ならカスタム業者によるステンレス製の精密鋼管やフレア継手でスマートに製作する方法もあります。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
■ 見た目を整える工夫とスタイリング例
ワンオフで金属管化する方法は非常にスタイリッシュですが加工が必要であり、専門業者や4輪パイプ加工ショップに依頼すると対応してくれることもあります。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
結束バンドでも配色を合わせたり、シリコンカバーで表面を仕上げれば見栄えをよく保ちつつ確実に固定できます。
まとめ:安全優先でしっかり固定し、美観も工夫次第
右キャリパーから左へのホースをフェンダー上にただ跨がせておくのは避けてください。タイヤや路面と接触してオイル漏れなどの危険があります。
固定にはパネル用の結束バンドやホースクランプを使い、適切なルートと固定ポイントを確保しましょう。見た目を重視するならステンレス鋼管加工も検討できます。
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