中型バイクの免許を取得したばかりの方が最初に悩むのが「バイクの購入費用や維持費っていくらかかるの?」という点です。特にホンダのCB400SSのような人気車種に目を向けた場合、見落としがちな費用も多々あります。この記事では、学生ライダーが安心してバイクライフを始められるよう、購入から維持にかかるコストの全体像を詳しく解説します。
「総支払額」とは何が含まれるのか?
バイクショップや中古販売サイトにある「総支払額」とは、単なる車両価格だけでなく、以下の費用を合計したものを指します。
- 車両本体価格
- 登録代行費用
- 納車整備費用
- 自賠責保険料(加入年数により変動)
- 重量税・印紙代
- 消費税
例えばCB400SSの中古価格が40万円だとしても、諸費用を含めた「総支払額」は45〜50万円前後になることが一般的です。
任意保険や自賠責、月額維持費の目安
19歳という若年層において任意保険料は高額になりやすい傾向があります。以下はCB400SSを維持する際の月々の平均的なコストの例です。
項目 | 月額目安 |
---|---|
任意保険(対人・対物無制限) | 約9,000〜13,000円 |
自賠責(24ヶ月) | 約1,000円(年額を月割り換算) |
ガソリン代 | 約3,000〜5,000円(使用頻度による) |
駐車場代 | 地域により異なる(0〜10,000円) |
メンテナンス・オイル等 | 約2,000〜3,000円 |
すべて含めると、月あたり15,000〜25,000円ほどが維持費としてかかると考えておくと良いでしょう。
車検費用の相場と注意点
CB400SSは排気量400ccクラスのため、新車登録から3年目以降は2年ごとに車検が必要です。車検費用は以下の通りです。
- 自賠責保険:10,160円(24ヶ月)
- 重量税:3,800円
- 印紙代:約1,800円
- 整備費・代行手数料:20,000〜40,000円
合計でおおよそ35,000〜55,000円程度。自分でユーザー車検を受ければ大幅に節約も可能です。
実例:学生ライダーの維持プラン
専門学生のAさん(19歳)はCB400SSを中古で購入。任意保険は親のファミリーバイク特約を活用し、年間保険料を約半額に抑えています。また、通学にバイクを使うことで電車賃を節約し、月々の維持費をカバーしているとのこと。
このように、保険やガソリン代を工夫することで、学生でも十分バイクライフを楽しめます。
節約ポイントと学生におすすめの選択肢
維持費を抑えるためにできることはたくさんあります。
- 任意保険は複数社で比較・見積もり
- 整備は自分でできる範囲を覚える
- 通学・アルバイトなど実用目的で使用
- パーツやオイルはネット通販でコスパ重視
また、予算が厳しい場合は車検不要の250ccモデルを選ぶという選択肢もあります。
まとめ:CB400SSとバイクライフの第一歩
CB400SSはデザインと実用性を兼ね備えた名車ですが、維持にはそれなりの費用がかかります。学生でも事前に情報を集め、毎月の支出を把握すれば、バイクのある生活は十分に楽しめます。ライダーとしての第一歩をしっかり踏み出せるよう、この記事が参考になれば幸いです。
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