ホンダ・レブル250はそのスタイリッシュなデザインと取り回しの良さから人気のバイクですが、純正状態ではタンデム(2人乗り)をするにはやや工夫が必要です。この記事では、レブル250をタンデムしやすくするためにおすすめのカスタムパーツや実践的なアドバイスを紹介します。
まず確認したい「タンデム装備」の基本
タンデム走行を前提にするなら、まず以下の装備が揃っているか確認しましょう。
- リアシート(ピリオンシート)
- タンデムステップ(ステップバー)
- タンデム用グラブバーやバックレスト
レブル250の一部グレードでは、ピリオンシートが標準装備ではないこともあるため、最初に確認しておきましょう。
おすすめカスタムパーツ① ピリオンシート&タンデムステップ
純正オプションとして用意されているピリオンシートは装着も簡単で、フィット感も抜群です。社外品ではDAYTONA(デイトナ)やSP武川からも販売されており、厚みや座り心地にこだわったモデルもあります。
タンデムステップは、純正ステップでも可能ですが、社外の可倒式ステップにすることで、使わないときは折りたため、見た目のスッキリ感も向上します。
おすすめカスタムパーツ② バックレストで快適性アップ
タンデム時の安心感を高めるなら、バックレストの導入が非常に有効です。背中を支えることで疲れにくくなり、特に女性や初心者を乗せるときに効果を発揮します。
DAYTONAの「タンデムグラブバー付きバックレスト」や、キジマ製のステー付きタイプが人気です。取り付けもボルトオンで簡単なモデルが多く、DIYでも対応できます。
おすすめカスタムパーツ③ タンデムベルトやグラブバー
乗車中に不安定さを感じさせないためには、グラブバーやタンデムベルトの使用も効果的です。グラブバーは後方にしっかり掴める部位があることで、急な減速時などに安心感を与えます。
また、ライダーの腰に巻き付けてタンデムライダーが掴む「タンデムベルト」も市販されており、より密着感を求める場合にはおすすめです。
おすすめカスタムパーツ④ シートクッション・ゲルシート
レブルのリアシートは元々コンパクトで、長距離タンデムにはやや不向きな硬さです。そのため、ゲル内蔵シートクッションや薄型クッションを活用することで、乗り心地が大幅に向上します。
特に夏場は熱を持ちやすいため、通気性のある素材を選ぶのがポイントです。
実例:レブル250タンデム仕様にしたオーナーの声
「タンデム仕様にするためにDAYTONAのバックレスト付きキャリアと厚みのある社外リアシートを取り付けました。妻を乗せて往復200kmのツーリングでも『思ったより快適!』と好評でした」(30代男性)
「可倒式ステップに変更するだけで、普段はソロスタイルに戻せるのが嬉しい。タンデム時も友人が安心して乗ってくれるようになりました」(20代女性)
まとめ:快適なタンデムは装備と気配りがカギ
レブル250でのタンデム走行を快適にするには、適切な装備に加えて乗り方や安全意識も重要です。ピリオンシートやバックレスト、ステップなどの基本装備に加えて、クッション性や握りやすさにも配慮したカスタムで、安全で楽しいタンデムツーリングを実現しましょう。
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