車中泊やアウトドアで人気の高い日産キャラバンMYROOMシリーズ。その中でも「グランドプレミアムGX マイルーム」「グランドプレミアムGX マイルーム ローンチエディション」「プレミアムGX マイルーム」の違いを、仕様と装備、価格の視点から詳しく解説します。
グレードのベースとモデル展開
まず、標準カタログモデルとして現在選べるのは「グランドプレミアムGX マイルーム」と「プレミアムGX マイルーム」です。一方、「グランドプレミアムGX マイルーム ローンチエディション」は2023年10月~期間限定で販売された特別仕様車でした。
ローンチエディションは同じ「GRANDプレミアムGX」ベースですが、その後2024年7月からはプレミアムGXベースの選択肢が追加され、標準モデルとして展開がスタートしています[参照]:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
装備や特色の違い
〈ローンチエディション〉では、車内カーテン、ウッドブラインド、ロールスクリーン、スポット照明付き木目調ルーフパネル、AC100V電源、MYROOMステッカーなどが標準装備でした。
一方、標準モデルの「グランドプレミアムGX マイルーム」相当では、これらはオプション扱いとなり、必要な装備だけ選択できるように変更されています[参照]:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
価格帯とエンジンスペック
税込価格は以下の通り。
モデル | 折りたたみベッド(ガソリン・2WD) | 跳ね上げベッド(ディーゼル・4WD) |
---|---|---|
Launch edition (GRANDプレミアムGX) |
約5,958,700円 | 約7,140,100円 |
グランドプレミアムGX マイルーム | 約5,709,000円 | 約6,855,200円 |
プレミアムGX マイルーム | 約5,516,500円 | 約6,662,700円 |
なお、全モデル共通でエンジンは2.0L ガソリン QR20DE/2.4L ディーゼル 4N16、トランスミッションは電子制御7速ATを搭載しています[参照]:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
内装・快適機能の共通点と差異
MYROOMシリーズ共通で、木目を多用したインテリア、2‑in‑1シート(リビング⇄ベッド⇄ドライブモード)、折りたたみ/跳ね上げベッド、スライドテーブルなど、自由度の高い車内アレンジが可能です[参照]:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
ただし、ローンチエディションはそれらの装備が標準付帯で利便性が高く、標準モデルではユーザーがオプションとして選ぶ形になります。
どれを選ぶべきか?おすすめの選び方
ローンチエディションはすでに完売しており購入不可ですが、かつて特別装備が全て標準だったため、装備充実度を求めるなら中古でも有力な選択肢となります。
一方、標準モデルで選ぶなら。
- 予算や装備を絞って効率的に組みたい → プレミアムGX マイルーム
- 木目内装やMYROOMフル装備を希望 → グランドプレミアムGX マイルーム(必要装備はオプション選択)
まとめ
「グランドプレミアムGX マイルーム ローンチエディション」は、特別仕様として装備満載・割高でしたが、現在は購入できません。
いま買える「グランドプレミアムGX マイルーム」は、同じ上級グレードながら装備はオプション選択制で価格が抑えられています。
さらにリーズナブルにMYROOMを楽しみたいなら、プレミアムGX マイルームが価格と装備のバランスで優れた選択肢といえるでしょう。
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