アドベンチャーバイクは、長距離ツーリングやオフロード走行に優れたバイクですが、都市部でのすり抜けや熱対策に悩むライダーも多いです。特に、BMWのGSシリーズやドゥカティのムルティV4はその性能の高さが魅力的ですが、実際に乗る前に知っておきたいポイントがいくつかあります。今回は、これらのバイクを選んだ場合のすり抜け問題や熱対策について解説します。
アドベンチャーバイクとすり抜けの問題
アドベンチャーバイク、特にBMW GSやドゥカティムルティV4のような大型バイクは、一般的にシート高が高く、車体も大きめです。そのため、都市部でのすり抜け走行は難しいという声が多いです。特に、リアにパニアケースを装着している場合、その幅がハンドル幅を超えてしまうこともあり、すり抜けの際には注意が必要です。すり抜けを完全に避けるライダーもいますが、実際には都市部の混雑した交通で、必要に応じてすり抜けを行うこともあります。
BMW GSの特徴と熱対策
BMW GSは、その高い性能と信頼性で有名ですが、水平対向エンジンを搭載しています。このエンジンは、低重心で安定した走行を実現していますが、夏場や信号待ち時などはエンジンが熱くなりがちです。特に長時間の停止時には、エンジンからの熱が気になることもあります。しかし、水平対向エンジンの特性として、エンジンの熱が直接ライダーの体に伝わることは少なく、車体全体の熱管理が良好に保たれています。そのため、暑さに対してはある程度の耐性があります。
また、BMWは最新モデルでより効率的な冷却システムを採用しており、暑い季節でも走行中は問題なく快適に乗れることが多いです。とはいえ、停止時の熱は完全には避けられないため、エンジンの熱による不快感を感じることはあるかもしれません。
ドゥカティムルティV4の特徴と気筒休止システム
ドゥカティムルティV4は、非常に高性能なアドベンチャーバイクで、V4エンジンを搭載しています。このエンジンは、特にパワフルでスムーズな走行性能を提供しますが、エンジンの熱が気になるライダーもいます。ドゥカティは、ムルティV4のエンジンに「気筒休止システム」を採用しており、渋滞や信号待ち時など、低速走行時には一部の気筒を休止させてエンジンの熱を抑えます。これにより、停止時の熱問題を軽減することができます。
気筒休止システムによって、エンジンの効率が向上し、ライダーへの熱の伝わりを最小限に抑えることができます。ただし、完全に熱が無くなるわけではなく、特に長時間の信号待ちなどでは、エンジンの熱を感じることはあります。それでも、ムルティV4は他のバイクと比べて快適な走行が可能です。
アドベンチャーバイクの選び方:すり抜けと熱対策を考慮
アドベンチャーバイクを選ぶ際には、すり抜けのしやすさやエンジンの熱対策を重要な要素として考慮することが必要です。もし都市部で頻繁にすり抜けを行いたいのであれば、ハンドル幅やパニアケースのサイズに注意を払い、可能であればパニアケースなしで使用するのも一つの方法です。
熱対策に関しては、水平対向エンジンのBMW GSや気筒休止システムを搭載したドゥカティムルティV4は、特に暑い季節でも快適に乗れるよう工夫されていますが、全く熱を感じないわけではありません。どちらのバイクも高性能ですが、それぞれに特徴があるため、使用環境やライディングスタイルに合わせた選択が重要です。
まとめ
BMW GSとドゥカティムルティV4は、いずれもアドベンチャーバイクとして非常に優れた性能を持っています。すり抜けのしやすさやエンジンの熱対策を考慮することで、自分に最適なバイクを選ぶことができます。もしすり抜けが主な用途であるならば、パニアケースなしで使用するか、熱対策がしっかりしているバイクを選ぶとよいでしょう。また、どちらのバイクも快適に長距離走行ができるため、用途に合わせた選択が大切です。


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