125ccクラスでできるだけ安く新車を手に入れたいと考えたとき、必ず候補に挙がるのがいわゆる「中華バイク」です。国産メーカーの価格が上昇している今、20万円前後で買える現行モデルがあるのか気になる方も多いでしょう。本記事では、日本国内で現行流通している中華系125ccバイクの代表例と、購入前に知っておきたいポイントを整理します。
そもそも「中華バイク」とは何か
中華バイクとは、中国メーカーが製造するオートバイ、または中国資本・中国工場で生産されるバイクを指す通称です。エンジン設計にホンダ系のコピー技術が使われていることも多く、構造が比較的シンプルなのが特徴です。
価格の安さが最大の魅力で、通勤・通学やセカンドバイク用途として一定の需要があります。
20万円前後で買える現行125cc中華バイクの例
時期や販売店によって価格は変動しますが、以下のようなモデルは「20万円前後」で新車販売されることが多い代表例です。
- LIFAN（リーファン） LF125 / KPR125系
シンプルなネイキッドやフルカウルスポーツタイプ。実売価格は20万円前後から。 - ZONGSHEN（ゾンシェン）系125ccモデル
オフロード風やネイキッド風のモデルが中心。ショップによっては20万円台前半。 - HAOJUE（ハオジュエ）製OEMモデル
国内販売店オリジナル名義で流通することがあり、比較的品質が安定。
これらは主にバイクショップや通販系販売店で取り扱われています。
中華125ccバイクのメリット
最大のメリットは、やはり圧倒的な価格の安さです。新車で20万円前後という価格は、国産125ccではほぼ不可能です。
また、構造が単純なため、自分で整備やカスタムを楽しみたい人には向いています。エンジン自体は実績のある設計が多く、きちんとメンテナンスすれば普通に走ります。
購入前に知っておきたいデメリット
一方で、品質のバラつきや部品精度は国産に比べると劣る傾向があります。ボルトの緩み、電装系トラブル、初期不良などは珍しくありません。
さらに、販売店が少ないため、アフターサービスや部品供給は必ず確認が必要です。安さだけで選ぶと、後で困るケースもあります。
「20万円前後」で選ぶ際の現実的な考え方
中華バイクを選ぶ場合は、「安く買って割り切って使う」意識が重要です。長期間ノートラブルで乗り続けたいなら、価格が多少上がっても国産や台湾メーカー（SYM・KYMCOなど）を検討する価値があります。
逆に、通勤用・短距離移動用・趣味用としてコストを抑えたいなら、中華125ccは十分に選択肢になります。
まとめ：現行で存在するが、選び方が重要
結論として、現行で買える125ccの中華バイクは存在し、20万円前後のモデルも実際に流通しています。ただし、価格の裏には品質やサポート面での注意点があります。
購入する際は、信頼できる販売店かどうか、部品供給や修理対応が可能かを必ず確認したうえで選ぶことが、後悔しないコツと言えるでしょう。
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