エブリイワゴン DA17WのHIDバルブ交換:D4SバルブをD4Rバルブに交換する際の注意点

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エブリイワゴン DA17WのHIDバルブを交換する際、純正のD4Rバルブの代わりに手元にあるD4Sバルブを使用することに対する不安を感じる方もいるでしょう。この記事では、D4RバルブとD4Sバルブの違いや、取り付け後に発生する可能性のある不具合について解説します。

1. D4RバルブとD4Sバルブの違いとは?

D4RバルブとD4Sバルブは、どちらもHIDヘッドライト用のバルブですが、実は重要な違いがあります。主な違いは、光の放射角度や取り付け位置の違いです。D4Rバルブは、反射式のヘッドライトシステムに対応しており、D4Sバルブは主に投射式のヘッドライトに使用されるため、取り付けた際に光の分布が異なる可能性があります。

そのため、D4SバルブをD4Rバルブの代わりに使用することは、理論的には可能ですが、光軸がずれる可能性があるため注意が必要です。

2. 取り付け後に発生する可能性のある不具合

D4SバルブをD4Rバルブの代わりに取り付けた場合、主に以下のような不具合が発生する可能性があります。

  • 光の分布が不適切になる:D4Sバルブは投射式ヘッドライト向けの設計なので、光軸がずれてしまい、対向車にとって眩しく感じられることがあります。
  • 車検不適合:光軸のずれや反射光の強さによっては、車検に通らない場合があります。
  • 視界が不十分になる:光の拡散が不均一になるため、夜間走行時の視界が悪くなる可能性があります。

3. 対向車に対する眩しさの問題

D4Sバルブを使用する場合、光の分布が純正のD4Rバルブと異なるため、対向車に眩しいと感じさせてしまうことがあります。これは特に夜間走行時に問題となり、他のドライバーにとって危険を招く可能性もあるため、慎重に考える必要があります。

そのため、もしD4Sバルブを取り付ける場合は、光軸の調整をしっかり行い、他のドライバーに迷惑をかけないように配慮することが重要です。

4. 車検における適合性について

車検に通すためには、ヘッドライトの光軸が適切であることが求められます。D4SバルブをD4Rバルブの代わりに使用すると、光軸がずれたり、光の強さが基準を超えたりする可能性があり、その場合は車検に不適合となることがあります。

もし、D4Sバルブを使用することを検討している場合は、事前に光軸調整を行い、車検に通過するかどうか確認することをおすすめします。

5. まとめ:D4SバルブをD4Rバルブの代わりに使う際の注意点

D4SバルブをD4Rバルブの代わりに使用することは可能ですが、光軸のずれや視界不良、車検不適合などの問題が発生する可能性があります。特に、対向車に対する眩しさの問題や車検への影響を避けるためには、光軸調整をきちんと行う必要があります。

もし不安がある場合は、専門の整備工場で相談し、適切な対応をとることが推奨されます。純正バルブを使用することが最も安全で確実な選択肢ですが、手元のD4Sバルブを使用する際は十分な準備と確認が必要です。

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