ステンレスマフラーのパイプやタイコが茶黒くなっていると、サビなのか焼けなのか気になることがあります。今回は、どちらの現象が起きているのか、またその対処方法について解説します。
1. ステンレスマフラーの「焼け」とは?
ステンレスマフラーに見られる茶色や黒色の変色は「焼け」と呼ばれる現象です。これは高温にさらされたことによってステンレスが酸化し、表面が色づくことです。マフラーの排気ガスが非常に高温のため、焼けは避けられない現象で、特に高性能車やスポーツカーに多く見られます。
焼けは美しい金属的な色味を持つこともありますが、あくまで自然な現象であり、耐久性に問題を引き起こすことは少ないです。
2. ステンレスマフラーの「サビ」とは?
サビは酸化による金属の腐食現象で、焼けとは異なります。ステンレスはサビに強い素材ではありますが、それでも水分や塩分が長時間触れ続けることで、局所的にサビが発生することがあります。
もし茶黒くなっている部分にザラザラ感や赤茶色の粉がついている場合、それはサビの可能性が高いです。サビが進行すると、ステンレス本来の強度が低下し、最終的にマフラー自体が劣化する恐れもあります。
3. 焼けとサビの見分け方
焼けとサビの見分け方としては、触ってみた際の感触や色の違いが重要です。焼けた部分は金属的な光沢を持ち、表面が滑らかであることが多いです。一方、サビはザラザラしていて、触ると粉っぽさが残ることが特徴です。
また、焼けは時間とともに色合いが変わることがありますが、サビは進行すると広がることがあります。もしサビの進行が心配であれば、早めに対処が必要です。
4. 焼けを綺麗に戻す方法
焼けによる色づきを元の銀ピカの状態に戻すためには、専用の金属磨きやポリッシャーを使って磨くことが効果的です。市販のステンレス磨き剤を使用することで、焼けを取って元の光沢を取り戻すことができます。
ただし、あくまで表面の美観を整えるものであり、焼けが原因でマフラーの性能が低下することはありません。
5. サビの除去と予防方法
サビが発生している場合は、まずはサビ除去剤を使用して汚れを落とし、その後に防錆剤を塗布することが重要です。防錆剤を定期的に塗布することで、サビの発生を抑えることができます。
また、車を洗う際にマフラー部分も丁寧に洗い、特に雨の日や冬場には塩分が付着しやすいため、早めに洗い流すことを心がけましょう。
6. まとめ
ステンレスマフラーのパイプやタイコの茶黒い色は、焼けによる自然な現象である場合が多いですが、サビが発生している場合もあります。焼けについては磨くことで元の光沢を取り戻すことができますが、サビについては早期の対処が必要です。車両の状態を保つためにも、定期的なメンテナンスと適切なケアが重要です。


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