ガソリンスタンドを選ぶときに「どのブランドが一番品質が良いのか」と気になる方は少なくありません。ENEOS・出光興産・コスモ石油は日本の大手元売り3社ですが、実はガソリンの“基本品質”に大きな差はないのが実情です。その理由を整理して解説します。
ガソリンの品質は法律で厳しく決められている
日本で販売されるガソリンは「揮発油等の品質の確保等に関する法律(品確法)」によって成分や性質が厳しく規定されています。
そのため、どの元売り会社のガソリンでもオクタン価や蒸気圧などの基準を満たす必要があり、最低限の品質は同じレベルに揃えられています。
ではなぜブランドごとに違いがあると言われるのか
違いが出る可能性があるのは「添加剤(洗浄剤など)」の配合です。
各社はエンジン内部の汚れ防止や燃焼効率向上を目的とした独自添加剤を配合していることがあります。
ただしこれは性能差というより「味付け」のようなもので、通常走行では体感できる差は小さいことが多いです。
実際の供給ルートは意外と共通している
ガソリンは各社の製油所で精製されますが、物流効率のため油槽所やタンクを共同利用するケースがあります。
そのため地域によっては、異なるブランドでも同じ基地から出荷された燃料が運ばれている場合もあります。
体感差が出るケースとは
古い車やハイオク指定車では、洗浄添加剤の影響でエンジンフィーリングが変わったと感じる人もいます。
しかしこれは車両状態や走行環境による影響が大きく、ブランド差だけが原因とは限りません。
スタンド選びで本当に重要なポイント
品質より影響が大きいのは次の要素です。
- 給油設備の管理状態
- タンクの水混入対策
- 利用回転が高い店舗かどうか
- 価格と利便性
管理が良い店舗ならブランド差はほぼ問題になりません。
まとめ
ENEOS・出光・コスモのガソリンは法律基準により基本品質はほぼ同等です。
添加剤の違いはあるものの、一般利用では大差はなく、スタンドの管理状態や価格の方が影響は大きいと言えます。

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