フリマアプリや個人売買で中古の原付を購入すると、思わぬ不具合が後から見つかることがあります。
特に多いのが、転倒歴によるミラー周辺の破損です。
「右ミラーのネジ穴が壊れている」「片側ミラーしか付けられない」と言われると、不安になる人も多いでしょう。
この記事では、原付のミラーに関する法律や、ネジ穴破損の修理費用の目安、中古原付購入時に確認したいポイントについて解説します。
原付はミラー片側だけだと違反になる?
結論から言うと、一般的な原付(50cc〜125cc)では、通常は左右どちらか片側のミラーでも保安基準を満たすケースがあります。
ただし、車種や年式、登録区分によって細かな扱いが異なる場合があります。
また、見え方や固定状態に問題があると整備不良と判断される可能性もあります。
特に通勤や夜間走行が多い場合、実用面では両側ミラーの方が安全性はかなり高いです。
ミラーのネジ穴破損とはどういう状態?
原付では、転倒するとミラーの根元やネジ穴部分が壊れることがあります。
見た目では普通でも、内部のネジ山が潰れているケースがあります。
例えば以下のような状態です。
- ミラーを締めても固定できない
- 途中までしか入らない
- 走行中に緩む
- 無理に締めてネジ山が潰れている
素人目では「普通に穴がある」ように見えても、実際には固定できないこともあります。
修理費用はどれくらいかかる?
修理内容によって金額はかなり変わります。
| 修理内容 | 費用目安 |
|---|---|
| ネジ山修正のみ | 2,000〜5,000円程度 |
| ヘリサート加工 | 5,000〜10,000円程度 |
| ブレーキホルダー交換 | 5,000〜15,000円程度 |
| ハンドル周辺交換 | 1万円以上 |
原付の場合、ミラーはブレーキレバー側のホルダーに付いていることが多く、その部品交換で直るケースもあります。
そのため、「右ミラーは完全に諦めるしかない」というほど深刻ではない場合もあります。
中古原付では意外とよくある故障
個人売買では、ミラー破損は珍しい話ではありません。
特に原付は立ちゴケや低速転倒が多く、ミラー周辺はダメージを受けやすい部分です。
また、安価な社外ミラーを無理に取り付けてネジ山を潰してしまうケースもあります。
中古原付を買う時は、以下の部分も確認すると安心です。
- ハンドル曲がり
- フロントフォークの歪み
- ブレーキレバー傷
- カウル割れ
- セル始動の状態
出品者が悪意あるケースとは限らない
今回のように、出品者が配送やアフターケアまで考えてくれているケースでは、単純な悪意ではない場合もあります。
バイクに詳しい人だと、「片側でも法律上は問題ない」と考えていた可能性もあります。
また、修理すれば直るレベルでも、「面倒だからそのまま説明した」ということもあります。
もちろん説明不足は問題ですが、個人売買ではこうした認識差も起こりやすいです。
まずはバイク屋で現車確認がおすすめ
実際にどこが壊れているかは、バイク屋で見てもらうのが一番確実です。
点検だけなら数千円程度で済むこともあります。
「ネジ山修正だけで終わる」のか、「部品交換が必要なのか」で金額は大きく変わります。
もし軽症なら、想像より安く直るケースも珍しくありません。
まとめ
原付のミラーは、車種や条件によっては片側でも保安基準を満たす場合がありますが、安全性を考えると両側ある方が安心です。
ミラーのネジ穴破損は中古原付では比較的よくあるトラブルで、修理費用は数千円〜1万円前後で収まるケースもあります。
見た目だけでは破損状態が分からないことも多いため、まずはバイクショップで点検してもらうのがおすすめです。
個人売買では多少の不具合は起こりやすいですが、冷静に状態確認をすれば十分対応可能なケースも多いです。


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