昔の軽自動車やコンパクトカーには、ハンドルやダッシュボードまでベージュ系で統一された明るい内装の車が存在しました。しかし近年の日本車では黒やダークグレーの内装が主流になり、ベージュの樹脂パーツを採用した車は少なくなっています。
この記事では、なぜベージュ内装が減ったのか、現在販売されている国産車で明るい内装を選べるモデル、そして黒系内装との違いや暑さ対策について詳しく解説します。
昔の車にベージュのダッシュボードが多かった理由
以前の日本車では、室内を広く明るく見せるためにベージュやアイボリー系の内装が多く採用されていました。特に軽自動車やファミリー向けコンパクトカーでは、車内の開放感を演出する目的で明るい色が人気でした。
例えば、スズキのラパンの一部モデルでは、女性向けのかわいらしいデザインとしてベージュ系のインテリアが採用され、ハンドルやインパネ周辺まで統一感のあるカラーリングになっていました。
明るい内装は車内を広く感じさせる効果があり、小型車との相性が良いデザインでした。
現在の国産車でベージュ系内装を選べる車は少ない
現在販売されている日本メーカーの車では、ダッシュボードや樹脂部分までベージュにするモデルはかなり少なくなっています。理由の一つは、黒や濃いグレーの方が高級感やスポーティーな印象を出しやすいためです。
また、黒系内装は汚れが目立ちにくく、商用車から高級車まで幅広く採用しやすいというメリットがあります。多くのメーカーが標準色として黒系を設定するようになりました。
ただし、完全なベージュではなく、シートやドアトリム、インパネの一部に明るい色を採用できる車種は現在でも存在します。
明るい内装を選べる代表的な国産車
国産車では、主に高級車や上級グレード、ファミリー向けモデルでベージュ系の内装設定が残っています。
例えば、トヨタの一部ミニバンやSUVでは、メーカーオプションやグレードによってベージュ系やライトブラウン系のシートカラーを選択できる場合があります。レクサスなどの高級ブランドでも、明るいカラーの内装が設定されています。
また、軽自動車では完全なベージュ樹脂ではないものの、アイボリー系の内装や明るいシートカラーを採用したモデルがあります。購入時にはカタログの内装カラー設定を確認することが重要です。
黒いダッシュボードは本当に熱くなるのか
黒や濃いグレーの内装は、明るい色よりも太陽光を吸収しやすいため、直射日光を受ける部分は温度が上がりやすい傾向があります。
特に夏場に屋外駐車した場合、黒いダッシュボードやハンドルは触れないほど熱く感じることがあります。これは色による光の吸収率の違いによるものです。
一方で、車内温度全体についてはガラスから入る日射や断熱性能の影響も大きく、内装色だけで大きな差が決まるわけではありません。
黒系内装でも暑さを抑える方法
黒い内装の車でも、サンシェードや窓用フィルムを使うことでダッシュボードの温度上昇を抑えることができます。
例えば、駐車時にフロントガラスへサンシェードを設置するだけでも、ハンドルやダッシュボードへの直射日光を防ぐことができます。
また、乗車前にドアを開けて熱気を逃がす、エアコンの外気循環を活用するなどの対策でも快適性は大きく変わります。
ベージュ内装のメリットとデメリット
ベージュ系内装の最大のメリットは、車内が明るく広く感じられることです。特に小型車では圧迫感を減らす効果があります。
一方で、明るい色は汚れやシミが目立ちやすいというデメリットがあります。小さな子どもを乗せる家庭やアウトドア用途では、黒系内装の方が手入れしやすい場合もあります。
そのため、内装色は見た目だけでなく、使用環境や掃除のしやすさも考慮して選ぶことが大切です。
まとめ|ベージュ内装の車は減ったが選択肢は残っている
昔のラパンのような、ダッシュボードや樹脂部分までベージュで統一された国産車は現在では少なくなっています。しかし、シートカラーや内装パネルの一部に明るい色を採用した車は今でも存在します。
黒系内装は高級感や汚れの目立ちにくさというメリットがありますが、夏場の熱さが気になる場合はサンシェードなどで対策できます。
明るい内装を重視する場合は、カタログ写真だけでなく実車を確認し、自分の使い方に合ったカラーを選ぶことがおすすめです。


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