SA36J JOGのリアサス交換でおすすめは?純正より高く・硬くしたい人向けに250mm・255mm・265mmを比較

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ヤマハJOGのSA36Jでリアサスペンションを交換する場合、純正より少し車高を上げたい、なおかつ柔らかすぎない硬めの乗り味にしたいという要望なら、まず純正長約240mmに対して250~255mm前後の社外ショックから検討すると扱いやすいです。

2026年時点で確認できる適合品では、キタコの250mmショック、KN企画の255mmショック、さらに大きく車高を上げる方向ならWirusWin扱いのDY Racing 265mmショックなどがあります。高さだけを求めて極端に長いショックへ交換すると、センタースタンドやサイドスタンド、タイヤと車体のクリアランス、車体姿勢などへ影響するため、街乗り中心なら250~255mmあたりが比較的現実的です。

「純正より高く、さらに硬め」という条件なら、最初の候補はキタコ250mmまたはKN企画255mm、よりスポーティーな足回りを求めるなら265mm級の高機能ショックという考え方が分かりやすいでしょう。

SA36J JOGの純正リアショック長は約240mm

SA36J系JOGの社外ショックを選ぶときは、まず純正長を基準に考えます。現在流通している適合品のメーカー・販売店情報では、SA36Jの純正リアショック長はおおむね240mmとして案内されています。

例えばキタコのSA36J対応ショックは自由長250mmで、商品情報にはノーマル長240mmと明記されています。またKN企画の適合品でもSA36J系の純正長240mmが基準として示されています。

つまり250mmへ交換すれば純正より約10mm長く、255mmなら約15mm長くなります。ただしショック長が10mm増えたからシート高も必ず10mm上がるわけではありません。エンジンユニットやフレームとの取り付け角度によって実際の車高変化量は異なります。

[参照] KITACO SA36J対応250mmリアショック

おすすめ1:キタコ W250B 250mm|純正より少し高くして硬さも調整したい人向け

街乗りを維持しながら、純正より少し高くしてしっかりした足回りにしたい場合は、キタコのW250Bが候補になります。

このショックはSA36J JOGへ適合し、自由長250mm、純正長240mmに対して約10mmロングです。オイルダンパー式で、プリロードを無段階で調整できる仕様となっています。

プリロードを締め込めば初期の沈み込みを減らせるため、「純正がふわふわして嫌」「体重を掛けたときに沈みすぎる」と感じる人にも調整しやすいタイプです。

ただしプリロードを強くすることと、ダンパーそのものを硬くすることは厳密には同じではありません。プリロードは主に乗車時の沈み込み量を調整する機能なので、極端に締めれば必ず乗り味が理想的に硬くなるというわけではありません。

[参照] KITACO W250B SA36J適合情報

おすすめ2:KN企画 255mm|もう少し車高を上げたい人向け

250mmでは上がり幅が物足りず、純正240mmより明確にリアを上げたい場合には、KN企画の255mmショックが検討できます。

SA36J・SA55J・SA57J系JOGへ適合する商品があり、ボルト間隔255mm、純正長240mmに対して約15mmロングです。ブラックボディ・ブラックスプリング仕様の商品も流通しています。

10mmロングの250mmより、リア上がりの見た目や前傾姿勢を感じやすくなる可能性があります。スポーティーな外観を狙う場合にも選択しやすい長さです。

ただし長くなるほど車体姿勢が変わり、ステアリング特性にも影響します。リアが上がると相対的にフロント側が低くなり、旋回性がクイックに感じられることがあります。

[参照] KN企画 SA36J対応リアサスペンション

おすすめ3:DY Racing 265mm|かなり高くしてスポーツ寄りにしたい人向け

さらにリアを高くし、見た目だけでなくスポーツ走行を意識した足回りへ変更したい場合には、WirusWinが扱うDY Racingのタンク別体型リアショックも候補です。

この製品はSA36J JOG・SA39J JOG ZR向けとして設定され、取り付け穴ピッチは265mmです。純正約240mmに対して25mmロングとなるため、250mmや255mmより車体姿勢の変化が大きくなります。

タンク別体式の高機能タイプで、ミニバイクレース用途も意識された製品です。そのため純正交換タイプよりスポーティーな足回りを求める人には魅力があります。

一方、265mmは街乗りだけなら少し攻めた長さです。センタースタンド使用時のタイヤ接地状態、サイドスタンド使用時の傾き、エアクリーナーやフェンダー周辺の干渉などを実車で確認する必要があります。

[参照] WirusWin「JOG用DY Racingリアショック」

250mm・255mm・265mmを比較するとどう違う?

ショック長 純正との差 特徴 向いている人
240mm 純正相当 車体姿勢を維持 乗り心地だけ変えたい
250mm 約+10mm 自然にリアアップ 街乗りと見た目を両立したい
255mm 約+15mm リア上がりを感じやすい 少し攻めた姿勢にしたい
265mm 約+25mm 姿勢変化が大きい スポーツ寄り・見た目重視

初めてリアサスを交換するなら、極端に長くするより250mmまたは255mm程度から始めたほうが失敗しにくいでしょう。

「硬いサス」が欲しいならプリロード調整付きを選ぶ

純正より硬い乗り味を求める場合、スプリングのバネレートだけでなくプリロード調整機構の有無を確認すると選びやすくなります。

プリロードを強くすると、乗車したときの初期沈み込みを抑えられます。体重が重めの人、荷物を積む人、二人乗りをすることがある人には特に有効です。

例えば純正ショックで乗車した瞬間に大きく沈み、段差で底付きするようなら、プリロード調整付きショックへ交換することで改善できる可能性があります。

ただしプリロードを締めすぎると乗り心地は悪くなる

硬いサスを希望していても、プリロードを最大まで締めればよいとは限りません。

強くしすぎると小さな段差でも突き上げが強くなり、リアタイヤが路面の凹凸へ追従しにくくなる場合があります。結果として乗り心地だけでなくグリップ感が悪化することもあります。

交換後は最弱または中間付近から始め、乗車時の沈み込みや段差での動きを確認しながら少しずつ調整するとよいでしょう。

車高を上げると足つきも変わる

リアショックを長くすると、シート後部の位置も上がるため足つきが悪化する可能性があります。

JOGはもともと比較的コンパクトなスクーターですが、体格によっては15~25mmロングでも停止時の安心感が変わることがあります。

特に265mmクラスを選ぶ場合には、購入前にリア側がどの程度上がるか、同じ仕様の装着例などを確認すると安心です。

リアだけ上げるとハンドリングも変わる

リア車高を上げると車体全体が前下がりの姿勢になります。これによりキャスター角などの実質的な車体姿勢が変わり、ハンドリングが純正とは異なって感じられます。

一般的にはリアを上げるほど曲がり始めが軽く、クイックな感覚になりやすい一方、直進時の落ち着きが純正より変わることがあります。

そのため見た目だけを理由に極端なロングショックを付けるより、普段の走り方に合った長さを選ぶことが重要です。

センタースタンドへの影響も確認する

ショックを長くすると、センタースタンドを掛けたときのリアタイヤと地面の距離も変化します。

リアが大きく上がる仕様では、センタースタンド使用時にタイヤが地面へ近づいたり接触したりする可能性があります。

日常的にセンタースタンドを使って整備や駐車をするなら、265mmなど大幅なロング化をする前に装着例を確認したほうがよいでしょう。

サイドスタンド使用時の傾きにも注意

サイドスタンドを使用している車両では、リア車高を上げることで停車時の車体が純正より大きく傾く場合があります。

少しのロング化なら問題にならなくても、大幅に上げると駐車場所によっては車体が倒れそうな角度になる可能性があります。

車高を上げた後は、平坦な場所と多少傾斜のある場所の両方でサイドスタンド時の安定性を確認すると安心です。

タイヤやフェンダーへの干渉もチェックする

ロングショックを付ければタイヤとフェンダーの距離が必ず広がるとは限りません。スクーターではエンジンユニット全体がスイングする構造のため、車体各部との位置関係が変わります。

社外エアクリーナー、太いタイヤ、社外マフラーなどを装着している車両では、純正車より干渉リスクが高くなる場合があります。

交換後は停止状態だけでなく、サスペンションをストロークさせたときにもホース、配線、フェンダーなどが無理に引っ張られていないか確認しましょう。

見た目重視なら255mm前後がバランスを取りやすい

SA36Jで「純正より明らかにリアを上げたいけれど、極端な仕様にはしたくない」という場合は255mm前後が選びやすい長さです。

純正240mmから15mmロングなので、250mmより変化を感じやすく、265mmほど極端ではありません。

ブラック系のショックを選べば、純正風の外観を残しながらリア周りを引き締めることもできます。

乗り心地と信頼性を優先するなら250mmが無難

通勤・通学など毎日乗るJOGなら、キタコ250mmのような車種専用適合品は非常に選びやすい候補です。

純正より10mmだけ長く、プリロード調整もできるため、車体姿勢を大きく変えすぎずに純正よりしっかりした乗り味を狙えます。

初めて社外サスペンションへ交換する場合や、車体各部の干渉をできるだけ避けたい場合には250mmから検討するのがおすすめです。

硬さ優先ならレース系ショックもあるが街乗りではオーバースペックになりやすい

予算に余裕があり、本格的に硬めの足回りを作りたい場合には、タンク別体式など高性能なショックも選択肢になります。

こうした製品は連続したスポーツ走行でもダンピング性能を維持しやすい一方、価格は一般的な純正交換タイプより高くなります。

街中を30~50km/h程度で走る用途が中心なら、高価なレース系ショックよりプリロード調整付きの250~255mm品のほうが費用対効果は高いことがあります。

中古ショックはオイル漏れに注意する

安く済ませるために中古の社外リアショックを購入する方法もありますが、サスペンションは消耗部品です。

オイル漏れ、シャフトのサビ、シール劣化、スプリングのサビなどがある製品では、本来の減衰性能を発揮できません。

新品でも比較的手頃なSA36J対応ショックが流通しているため、通勤車など信頼性を重視する場合は新品を選ぶほうが安心です。

リアサス交換自体の難易度はそれほど高くないが安全確保が重要

SA36Jのリアサスペンションは上下の固定部を外して交換する構造ですが、ショックを外した瞬間にエンジンユニット側の位置が変わるため、車体を適切に支える必要があります。

センタースタンドを使用したうえでエンジン側をジャッキ等で支えるなど、ショックへ荷重が掛からない状態を作って交換します。

不安定な状態でボルトを抜くと車体が動く可能性があるため、自動車用パンタグラフジャッキだけに頼った不安定な作業は避け、安全な作業環境を用意できない場合はバイクショップへ依頼するほうが安心です。

交換後はボルトの締結を必ず確認する

リアショックは車体とエンジンユニットをつなぐ重要な足回り部品です。取り付けボルトが緩めば走行安定性へ直接影響します。

適合するカラーやワッシャーを使用し、メーカー指定の方法で確実に締め付ける必要があります。

交換後は短距離を走ったあとにも異音、ガタ、ボルトの緩みなどがないか確認すると安心です。

おすすめを用途別に整理

希望 おすすめ 理由
純正より少し高くしたい キタコ250mm +10mmで変化が穏やか
高く+硬めにしたい KN企画255mm +15mmで車高変化を感じやすい
かなり高くしたい DY Racing 265mm +25mmでスポーツ寄り
街乗り重視 250~255mm 扱いやすさとのバランスがよい
レース・スポーツ寄り 高機能265mm系 ダンピング性能を重視できる

単純に「一番長いものが一番良い」というわけではなく、普段の用途と求める車体姿勢に合わせることが大切です。

まとめ:SA36Jで純正より高く硬めなら250~255mmがまずおすすめ

SA36J JOGの純正リアショックは約240mmです。そのため、純正より高いリアサスペンションを探すなら250mm、255mm、さらにスポーツ寄りなら265mm程度が候補になります。

街乗り中心で純正より少し高く、なおかつ沈み込みを抑えたいならキタコW250Bの250mmが最も無難な選択肢です。純正より10mmロングで、無段階のプリロード調整もできるため、初めての社外ショックとして扱いやすい仕様です。

もう少しリアアップした見た目と硬めのフィーリングを求めるなら、KN企画の255mmも候補になります。純正より約15mm長いため、250mmより車体姿勢の変化を感じやすいでしょう。

一方、265mmのDY Racingなどは純正より約25mm長く、車高変化も大きくなります。スポーツ志向には魅力がありますが、センタースタンド、サイドスタンド、足つき、ハンドリング、車体各部の干渉確認まで必要になるため、単純な純正交換より上級者向けです。

「純正より高く、硬い」という条件だけなら、まず250~255mmのプリロード調整付きショックから選び、交換後に自分の体重や走り方に合わせてプリロードを調整する方法が失敗しにくいでしょう。

[参照] KITACO SA36J対応W250Bリアショック

[参照] KN企画 SA36J対応リアサスペンション

[参照] WirusWin DY Racing 265mmリアショック

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