レクサスディーラー営業の年収はいくら?年間90台販売なら高年収?給与・インセンティブの仕組みを解説

新車

高級車ブランドとして知られるレクサス。その店舗で顧客を担当するセールスコンサルタントを見ると、一般的な自動車営業よりもかなり高収入なのではないか、と気になる人もいるでしょう。特に年間80台、90台と販売する営業スタッフなら、年収1,000万円を超えていても不思議ではないように感じます。

ただし、レクサスの営業スタッフには全国共通の一律の給与体系があるわけではありません。国内のレクサス販売店は地域の販売会社が運営しているため、基本給、賞与、販売実績に対するインセンティブなどは勤務先によって異なります。そのため、販売台数だけから年収を正確に逆算することはできません。

この記事では、公開されている正規ディーラーの求人情報などを参考に、レクサス営業の年収水準、年間90台という販売実績の見方、そして年収を左右するインセンティブの仕組みについて解説します。

レクサスの営業はトヨタ自動車から直接給料をもらうとは限らない

最初に理解しておきたいのが、レクサスというブランドと販売会社の関係です。レクサスはトヨタ自動車の高級車ブランドですが、日本国内の店舗では地域ごとの販売会社に所属する社員が営業を担当しているケースがあります。

例えば、公開されている求人を見ると、埼玉トヨペット、神戸トヨペット、広島トヨペットなど、それぞれの販売会社がレクサス担当の営業職を募集しています。このため、同じレクサスのセールスコンサルタントでも勤務する販売会社によって給与、賞与、手当、インセンティブ制度が違います。

したがって、レクサス営業の年収を全国一律に「○○万円」と断定することはできません。年齢、勤続年数、役職、販売成績、勤務地域などによって大きな差が生じます。

公開求人から見るレクサス営業の年収水準

実際の給与水準を知るには、レクサス正規ディーラーを運営する販売会社の採用情報が参考になります。公開されている求人には、年収400万円台から700万円前後のモデルケースが見られる一方、会社や実績によっては年収1,000万円を超える例もあります。

例えば神戸トヨペットのレクサス新車・中古車営業の求人では、入社時の想定年収が400万円、社員の年収例として入社2年目450万円、5年目580万円、6年目710万円という数字が掲載されています。

また、別のトヨタ・レクサス正規ディーラーの求人では、20代営業職の平均年収514万円、30代の平均年収723万円という2024年実績が示され、入社6年の年収例として1,064万円、入社10年では1,235万円という例も掲載されています。

広島トヨペットのレクサス担当求人では、30歳のセールスコンサルタントで年収574万円、38歳で698万円というモデル年収が公開されています。このように500万~700万円程度の例が確認できる一方、成績や勤続年数などによって1,000万円台に到達するケースもあると考えるのが実態に近いでしょう。

年間90台販売するレクサス営業はどのくらいすごい?

年間90台という数字を月平均にすると、月7.5台です。単純計算では毎月7~8台程度を継続して販売することになります。

レクサスは高価格帯の商品であり、営業スタッフの仕事も単に車を売って終わりではありません。商談から契約、納車だけでなく、購入後の点検・車検の案内、保険、買い替え相談、既存顧客との関係維持なども重要な仕事になります。

例えば広島トヨペットのレクサス営業求人でも、契約から納車だけではなく、納車後のアフターフォロー、保険の見直し、点検・修理、オーナー向けイベントの案内などを担当するとされています。つまり年間90台を販売するということは、新規商談だけでなく、既存顧客への対応も並行して行いながら販売を積み重ねていることになります。

そのため、年間90台という実績だけで全国的な順位まで判断することはできませんが、月平均7~8台を年間を通じて販売しているのであれば、相当数の商談・顧客対応をこなしていることは間違いありません。

「90台×1台あたりの歩合」で年収を計算できない理由

自動車営業というと「車を1台売るたびに○万円もらえる」という単純な歩合制を想像するかもしれません。しかし実際の給与制度は、それほど単純ではない場合があります。

販売会社によっては、基本給と賞与に加えて販売実績などに応じたインセンティブが支給されます。評価対象も車両の販売台数だけとは限らず、ローンや自動車保険など複数の項目が設定されている場合があります。

実際、過去に公開されたレクサス営業職の求人には、販売台数だけでなく、ローンなどの金利手数料、利益率、自動車保険の加入状況などによってインセンティブが発生すると説明された例があります。

つまり「年間90台売ったから、90台×○万円=年収○○万円」と単純計算することはできません。同じ90台でも、会社の給与制度や評価内容によって収入は変わります。

レクサス営業で年収1,000万円はあり得るのか

公開求人を見る限り、レクサスを扱う正規ディーラー営業で年収1,000万円を超えること自体はあり得ます。実際に年収1,000万円を超える社員例を掲載している販売会社があります。

ただし、「年間90台売れば必ず年収1,000万円」という意味ではありません。基本給、勤続年数、役職、賞与、インセンティブの計算方法などが会社ごとに違うためです。

例えば同じ販売台数でも、若手社員と勤続10年以上の社員では基本給が異なる可能性があります。また、販売台数以外の評価項目や店舗・会社の業績が賞与などに影響する制度なら、年間販売台数だけでは年収を判断できません。

高級車営業は「売るだけ」ではない

レクサスの営業スタッフを考える際に見落としやすいのが、販売後の仕事です。高価格帯の商品では、購入時の一度きりの接客ではなく、長期間にわたって顧客との関係を維持することが重要になります。

車検や点検、保険、乗り換えなどを通じて同じ顧客を長く担当し、そこから家族の購入や知人の紹介につながることもあります。年間販売台数の多いスタッフほど、長年積み重ねた顧客基盤を持っている可能性もあります。

その意味では、販売台数は単純な「営業トークの上手さ」だけで決まるものではありません。商品知識、レスポンスの速さ、購入後のフォロー、顧客との信頼関係など、さまざまな能力の積み重ねが販売実績につながります。

年間90台なら単純計算でもかなりの仕事量

年間90台を12カ月で割れば7.5台です。仮に営業日が月20日前後なら、平均すると3営業日に1台程度のペースで契約を積み重ねる計算になります。

もちろん実際には毎月均等に売れるわけではありません。月に10台以上売れる時期もあれば、数台にとどまる月もあるでしょう。それでも年間を通して90台まで積み上げるには、相当数の見込み客、既存客、商談案件を継続的に管理する必要があります。

さらに、前年までに販売した顧客へのアフターフォローも同時進行します。営業経験が長くなるほど担当顧客は増えていくため、販売台数だけでは見えない仕事量もかなり大きくなります。

年収を推測するときは販売台数より勤務先の給与制度を見る

特定のレクサス営業スタッフについて「年間90台だから年収はいくら」と外部から正確に推測することは困難です。より重要なのは、その店舗を運営している販売会社がどのような給与制度を採用しているかです。

確認するなら、販売会社の公式採用ページや求人情報にある「基本給」「賞与」「営業手当」「インセンティブ」「モデル年収」などを見ると参考になります。会社によっては年齢別の平均年収や実際の社員のモデル年収まで公開しています。

なお、求人情報のモデル年収はあくまで一例であり、すべての社員がその金額になるわけではありません。特定のスタッフ本人の年収は公開情報がない限り分からないため、推測値と事実は区別して考える必要があります。

まとめ:レクサス営業は年収500~700万円台の例から1,000万円超の例まで幅広い

レクサスのセールスコンサルタントの給与は全国一律ではなく、所属する販売会社、年齢、勤続年数、役職、販売成績、インセンティブ制度などによって変わります。公開求人では年収500万~700万円程度のモデルケースが複数確認できる一方、実績や勤続年数によって1,000万円を超える例もあります。

年間90台の販売は月平均7.5台です。高級車の販売に加え、既存顧客へのアフターフォローなども担当することを考えると、年間を通じてかなり多くの顧客と商談・関係維持を続けている数字といえます。

ただし、90台という販売台数だけから年収を算出することはできません。「90台なら○○万円」と考えるより、基本給+賞与+各種手当+インセンティブという給与構造で考えるのが適切です。レクサス営業の収入を調べる場合は、ブランド全体の平均値よりも、実際に店舗を運営する販売会社の採用情報や給与実績を確認すると実態をつかみやすくなります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました