ダイハツの純正オーディオとして用意されている「A183 ワイド Bluetooth®/USBチューナー(BK-W75D)」は、BluetoothやUSBという名称が目立つため、「スマートフォンやUSBメモリー専用で、普通のラジオは聴けないのでは?」と迷いやすい製品です。
結論からいうと、A183 ワイド Bluetooth®/USBチューナーはAM・FMラジオの受信機能を備えています。ダイハツ公式の取扱説明書にも、FMとAMそれぞれの受信周波数範囲が明記されています。
そのため、ミライースなどの対応車種へA183を正しく装着した場合、BluetoothオーディオやUSBだけでなく、一般的なAM・FMラジオも利用できます。
A183はAM・FMラジオに対応している
ダイハツ公式サイトでは、2025年モデルのオーディオとしてA183「ワイド Bluetooth / USB チューナー」の取扱説明書が公開されています。型番はBK-W75D、品番は08600-K9036です。[参照:ダイハツ ナビ&オーディオ取扱説明書]
公式取扱説明書の仕様欄では、チューナー部についてFM受信周波数範囲76.0MHz~99.0MHz、AM受信周波数範囲522kHz~1629kHzと記載されています。したがってAM・FMの両方を受信できます。[参照:A183 ワイドBluetooth/USBチューナー取扱説明書]
実際にダイハツ公式中古車サイト「U-CATCH」でも、A183のワイドBluetooth/USBチューナーを装着したミライースについて「Bluetoothオーディオ FM/AMラジオ USB入力端子」などと装備内容が掲載されています。
「チューナー」という名称がラジオ受信機能を表している
商品名を見ると「Bluetooth/USB」の部分が目立ちますが、その後ろにある「チューナー」も重要です。このA183にはラジオチューナーが内蔵されているため、スマートフォンを接続しなくてもAM・FM放送を受信できます。
つまり、スマートフォンを持っていない場合やBluetoothを使わない場合でも、通常のカーラジオとして使用できます。Bluetoothのペアリングをしなければラジオが聴けない、という製品ではありません。
災害時や通信障害時など、スマートフォンのインターネット通信に依存せずラジオ放送を受信できる点も、通常のAM・FMチューナーを搭載しているメリットです。
A183ではBluetoothでスマートフォンの音楽も再生できる
A183はラジオだけでなくBluetoothオーディオにも対応しています。公式仕様ではBluetooth 5.2に対応し、音楽再生に使用されるA2DPやAVRCPなどのプロファイルが記載されています。
例えばスマートフォンとBluetoothでペアリングすれば、スマートフォンに保存した音楽や対応する音楽配信サービスなどの音声を車のスピーカーから流せます。ケーブルを毎回接続する必要がないため、日常的には便利な機能です。
Bluetoothを使った経験がなくても、一度ペアリングを設定すれば、その後は比較的簡単に利用できます。ただしスマートフォンの機種によって対応状況が異なる場合があるため、ダイハツではA183の適合スマートフォン情報も公開しています。[参照:ダイハツ 適合スマートフォン]
USBで音楽ファイルの再生にも対応
A183は商品名のとおりUSBにも対応しています。公式取扱説明書ではUSB1.1およびUSB2.0に対応し、MP3、WMA、AAC、WAV、FLACなどの音声ファイルについて仕様が記載されています。
例えば対応形式の音楽を保存したUSBメモリーを使用して、車内で音楽を再生するといった使い方ができます。スマートフォンのBluetoothを使いたくない人にとっても選択肢になります。
一方、USB端子があるからといって、一般的なカーナビのような地図表示や映像機能まで備えているわけではありません。A183はナビではなく、音楽・ラジオを中心としたシンプルなオーディオ機器として考えると分かりやすいでしょう。
ナビが必要な人はA183との違いに注意
A183は「ワイド Bluetooth/USBチューナー」であり、カーナビゲーションではありません。そのため、車載画面で地図を表示してルート案内を受けたい場合には、ナビ機能を持つ別の機種を検討する必要があります。
反対に「カーナビはスマートフォンで十分」「車ではAM・FMラジオとスマホの音楽が聴ければよい」という人にとっては、必要な機能を絞ったオーディオという考え方ができます。
新車購入時には、ナビを付けるかA183のようなシンプルなオーディオを選ぶかで費用も変わります。地図案内、テレビ、ディスプレイ機能などが必要なのか、それともラジオ・Bluetooth・USBがあれば十分なのかを整理して選ぶとよいでしょう。
購入時はミライースのグレードと装着条件を確認する
純正アクセサリーは、車種が同じでもグレードやメーカーオプションの組み合わせによって装着条件が異なる場合があります。そのため「ミライースだから必ずA183を付けられる」と考えるのではなく、購入する車両の具体的なグレード・仕様で確認することが大切です。
また新車のアクセサリー設定や価格は変更される場合があります。見積もり時には販売店で「A183を装着した場合、AM/FMラジオ、Bluetoothオーディオ、USBが利用できる仕様で間違いないか」と確認すればより確実です。
特にオーディオレス車ではスピーカーなどの装備条件も確認しておきたいところです。本体だけでなく、実際に音を出すために必要な装備まで含めた見積もりを確認すると購入後の行き違いを防げます。
まとめ:A183はAMもFMも聴けるBluetooth/USB対応オーディオ
ダイハツ純正の「A183 ワイド Bluetooth®/USBチューナー(BK-W75D)」は、AM・FMラジオの両方に対応しています。公式取扱説明書にはFM76.0~99.0MHz、AM522~1629kHzという受信周波数範囲が明記されています。
さらにBluetoothによるスマートフォンの音楽再生やUSBオーディオにも対応しています。そのため「ナビまでは必要ないが、普通のAM/FMラジオとスマホの音楽を車内で楽しみたい」という用途に適したシンプルな純正オーディオです。
ミライースへの装着を検討している場合は、最終的に購入予定のグレード・仕様にA183が装着可能か、必要なスピーカー等がそろっているかを販売店の最新アクセサリーカタログ・見積もりで確認しておくと安心です。


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