50系プリウスの中古車を購入する際、通常のハイブリッドモデルにするか、プラグインハイブリッド(PHV)にするか迷う人は少なくありません。特に毎日の通勤距離が長い場合、電気代で走れるPHVの方が得なのか、車両価格の安い通常プリウスの方が経済的なのか気になるところです。
この記事では、毎日40km程度走行するケースを想定して、50プリウスPHVと通常プリウスの燃料費、充電費用、車両価格、使い勝手の違いについて比較し、どちらが向いているのかを解説します。
50プリウスPHVと通常プリウスの基本的な違い
50系プリウスPHVは、通常のプリウスに大容量バッテリーを搭載し、外部充電によって電気だけで走行できる距離を大きく伸ばしたモデルです。
一方、通常の50プリウスはガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車で、走行中に自動的に充電を行います。外部から充電する必要がないため、手軽に使えることが特徴です。
つまり、PHVは「自宅で充電できる環境があり、短距離を電気で走りたい人向け」、通常プリウスは「給油だけで完結する手軽さを重視する人向け」と考えると分かりやすくなります。
毎日40km通勤ならPHVの電気代はいくらになる?
50プリウスPHVは、満充電でおおよそ50km前後を電気のみで走行できます。そのため、片道20km程度の通勤であれば、往復40kmをほぼ電気だけで走れる可能性があります。
例えば、自宅で夜間に充電し、電気料金を1kWhあたり30円程度とした場合、1回の充電費用は数百円程度です。ガソリンを使わず毎日の通勤ができるため、燃料代はかなり抑えられます。
年間で考えると、月20日出勤した場合、40km×20日で月800km、年間では約9600km走行します。この距離をほぼ電気で走れるなら、ガソリン代との差は大きくなります。
通常プリウスの燃料費と比較するとどちらが安いか
通常の50プリウスは実燃費でリッター20km後半から30km程度走ることも可能な非常に燃費の良い車です。
仮に実燃費25km/L、ガソリン価格170円/Lとして計算すると、40km走行に必要なガソリンは約1.6Lになります。1日の通勤費用は約270円程度、月20日では約5400円、年間では約6万5000円程度になります。
一方でPHVの場合、自宅充電ができれば年間の電気代はガソリン代より安くなる可能性があります。ただし、PHVは中古車価格が通常プリウスより高いことが多く、購入価格差を考慮する必要があります。
PHVは充電設備の条件によってお得度が変わる
PHVを選ぶ場合、重要なのは自宅で充電できるかどうかです。戸建て住宅などで駐車場にコンセントを設置できる環境なら、PHVのメリットを最大限活かせます。
反対に、マンションなどで自宅充電ができず、外出先の充電スポットだけを利用する場合は、PHV本来の経済的メリットは小さくなります。
例えば毎日40km通勤していても、充電のために有料充電スポットへ通う必要がある場合、時間や費用を考えると通常プリウスの方が合理的な場合もあります。
中古車価格の差を考えることが重要
50プリウスPHVは、通常プリウスよりも中古車価格が高めに設定されている傾向があります。同じ年式や走行距離でも、数十万円程度の差が出ることがあります。
例えばPHVが通常プリウスより50万円高い場合、毎年節約できる燃料代が数万円程度だと、元を取るまでには長い期間が必要になります。
そのため、単純に電気代が安いからPHVがお得というわけではなく、購入価格差、年間走行距離、所有期間を合わせて考えることが大切です。
毎日40km走る人におすすめなのはどちらか
毎日40km程度の通勤をしていて、自宅で確実に充電できる環境があるなら、50プリウスPHVは非常に相性の良い選択肢です。燃料代を大きく減らせるだけでなく、静かな電気走行も魅力です。
一方で、自宅充電が難しい場合や、購入費用を抑えたい場合は通常の50プリウスでも十分経済的です。もともとプリウスは燃費性能が非常に高く、長距離通勤でも維持費を抑えやすい車です。
例えば10年以上乗る予定で毎日通勤するならPHVのメリットが大きくなり、数年で乗り換える予定なら購入価格が安い通常プリウスの方が総額では有利になる可能性があります。
まとめ
50プリウスPHVと通常プリウスのどちらがお得かは、走行距離だけではなく充電環境や中古車価格差によって決まります。
毎日40km走行し、自宅で充電できる環境があるならPHVは電気代の安さを活かしやすいモデルです。一方、自宅充電ができない場合や購入費用を重視するなら、通常プリウスでも十分に高い経済性があります。
購入前には車両価格の差だけでなく、何年間乗る予定なのか、年間どれくらい走るのかを計算して、自分の使い方に合ったモデルを選ぶことが大切です。

コメント