トヨタ50系プリウスはいつまで新車で買えた?販売終了の時期と背景を解説

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4代目プリウスとして登場した「50系プリウス」は、発売当初から高い燃費性能と先進的なデザインで話題を集めました。しかし現在では新車での販売は終了しています。本記事では、50系プリウスが新車で購入できた時期や、その背景、そして今買うならどうすべきかを解説します。

50系プリウスとは?発売時期と特徴

50系プリウスは、2015年12月に登場した4代目モデルです。TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)という新しい車体構造を採用し、乗り心地や走行性能が大幅に向上したことが特徴です。

主なポイント:

  • 世界初の量産ハイブリッド車の4代目モデル
  • 燃費性能は当時トップクラスのJC08モード40.8km/L(Eグレード)
  • 先進装備「Toyota Safety Sense P」搭載

50系プリウスの新車販売終了はいつ?

トヨタは2023年1月に、次世代モデルである「60系プリウス」を正式発表し、同年1月から販売を開始しました。これに伴い、50系プリウスの新車での販売は順次終了。2022年末から2023年初頭にかけて販売終了が進められました。

実際には、グレードや在庫状況により販売終了時期に若干の差がありましたが、2023年3月までにほぼすべてのディーラーで新車販売は終了したと見られています。

なぜ50系は販売終了したのか?

最大の理由は新型プリウス(60系)へのモデルチェンジです。50系の登場から7年以上が経過し、技術の進化や安全基準の変化に対応するためにモデル刷新が必要となったためです。

特に、ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)や先進安全装備への対応強化が求められる中で、50系を継続生産することのコストメリットが薄れたことも背景にあります。

今から50系プリウスを手に入れる方法

現在50系プリウスは新車での購入はできないため、手に入れるには中古市場を利用する必要があります。中古車サイトやディーラーには多くの在庫があり、状態の良い個体も多数存在します。

参考:中古車市場での価格帯(2024年時点)
・2016年式(10万km以下):約80〜130万円
・2019年式(5万km以下):約140〜200万円
・2022年式(最終型):200万円前後〜

買う前にチェックすべきポイント

50系は長期間販売されていたため、中古車としてもグレードや仕様の違いが大きくあります。特に「Eグレード」は燃費性能が高い代わりに装備が簡素、「Aプレミアム」は上位装備が充実しています。

また、トヨタのハイブリッドバッテリーは耐久性が高いものの、走行距離10万km以上の車両では保証の有無やメンテナンス履歴を必ず確認するようにしましょう。

まとめ:50系プリウスの新車販売は2023年初頭で終了

・50系プリウスは2015年12月に発売、2023年初頭まで新車で購入可能でした。

・2023年1月の新型プリウス(60系)の登場により生産終了。

・現在は中古車市場での流通が中心。年式や走行距離で価格帯も幅広い。

もしあなたが50系プリウスを検討しているなら、予算と目的に合ったグレードを選びつつ、信頼できる販売店での購入がおすすめです。

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