スズキGT750のエンジンが調子良く、ツーリング後にプラグを確認したところ、2番(真ん中)のプラグだけが真っ黒でべたべたになっているという問題について、原因と対処方法を解説します。
プラグが真っ黒になる原因
プラグが真っ黒でべたべたになる原因は、主に以下のようなことが考えられます。
- 燃料の混合比が濃すぎる:エンジンに供給される燃料と空気の比率が濃すぎると、完全燃焼ができず、未燃焼の燃料がプラグに付着してしまいます。
- アイドリングが長すぎる:低速でアイドリングが長いと、エンジンが温まりきらず、完全燃焼が行われず、プラグに黒いカーボンが付着することがあります。
- キャブレターの設定不良:キャブレターの調整が不適切で、ガソリンが過剰に供給されることも、プラグが黒くなる原因になります。
- オイルの多すぎる消費:オイルの消費量が多いと、オイルが燃焼室に混ざり、プラグに汚れが付着することがあります。
2番のプラグだけが黒くなる原因
2番のプラグのみが黒くなる原因として、次の点が考えられます。
- 点火プラグの不良:プラグ自体が不良で、正しく点火していない可能性があります。特に、プラグの接点部分が劣化していると、燃焼不良が発生しやすいです。
- シリンダー内の問題:シリンダー内で不均等な燃焼が起きている場合、特定のシリンダーのプラグが黒くなることがあります。エンジンの圧縮圧力やバルブの状態を確認する必要があるかもしれません。
対処方法
プラグが真っ黒になる原因を解消するためには、いくつかの対処方法を試してみましょう。
- キャブレターの調整:まず、キャブレターの燃料と空気の混合比を適切に調整してください。必要であれば、ジェットの交換や調整を行いましょう。
- プラグの点検・交換:プラグが劣化している可能性があるため、まずはプラグの点検を行い、問題があれば交換してください。
- アイドリングの調整:アイドリングが長くなりすぎていないか確認し、エンジンが十分に温まった後に走行を行うように心がけましょう。
- エンジンオイルの確認:オイルが過剰に消費されていないか、エンジンオイルのレベルと状態をチェックし、必要に応じて交換してください。
まとめ
スズキGT750のプラグが真っ黒になる原因は、燃料の混合比やアイドリング、キャブレター設定の不良などが考えられます。特に2番のプラグのみが黒くなる場合は、プラグやシリンダーの不均等な燃焼が原因である可能性があります。適切な調整と点検を行い、エンジンを正常な状態に戻しましょう。
問題が解決しない場合は、専門の整備士に診てもらうことをおすすめします。
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