カーナビのタッチスクリーンにできた線傷をきれいに修復する方法と注意点

車検、メンテナンス

カーナビのタッチスクリーンに線傷が入ってしまうと見た目だけでなく操作感にも影響を与えることがあります。特にスマートフォンのように指で触れることが多いカーナビでは、細かなキズも気になりやすいものです。この記事では、タッチパネルにできた浅い線傷の修復方法と、やってはいけないNG対応について解説します。

カーナビのタッチスクリーンに傷が入る原因とは?

画面にキズが入る原因の多くは、指ではなく爪での操作や、ホコリや砂粒がついた状態でのスワイプによるものです。特に運転中にナビを急いで操作すると、無意識に爪が画面に触れていることも。

また、指紋を拭き取る際にタオルやウェスで強く擦るのもNGです。微細なホコリがスクラッチとなって画面に線状のキズをつけてしまいます。

自分でできる修復方法:コンパウンドの活用

軽度の線傷であれば、スマホ用の液晶画面向けの研磨剤(コンパウンド)で目立たなくすることが可能です。使用する際は必ず「プラスチック用」または「タッチパネル用」と記載された極細目の製品を選びましょう

使い方は以下の通り。

  • 画面の電源を切る
  • 柔らかいマイクロファイバークロスにコンパウンドを少量つける
  • キズ部分を円を描くようにやさしく数分間磨く
  • 乾いたクロスで拭き取る

ただし、強くこすりすぎると表面のコーティングが剥がれたり、画面感度に影響する可能性もあるので慎重に。

傷隠しに有効な液体フィルムやガラスコーティング

コンパウンドで改善しきれない傷に対しては、スマホ用の液体ガラスコーティング剤を使用するという選択肢もあります。これは傷を完全に埋めるのではなく、光の屈折を利用して目立ちにくくする技術です。

施工後は指滑りも改善されるため操作性もアップします。DIYキットも販売されていますが、心配な方は専門業者に依頼するのも安心です。

避けたほうがよいNG修復方法

車の塗装用やガラス用の研磨剤を使うのは厳禁です。これらは粒子が粗すぎて、カーナビの樹脂製パネルに深い傷をつけてしまう可能性があります。

また、市販の傷隠しペンなどもタッチ感度を低下させる恐れがあるため、タッチスクリーンには不向きです。

今後の傷予防におすすめのアイテム

予防の観点からは、あらかじめ専用の保護フィルムを貼っておくのが効果的です。フィルムには光沢タイプとアンチグレア(非光沢)タイプがあるので、反射の気になる方は後者を選ぶとよいでしょう。

また、定期的に柔らかいクロスで画面を乾拭きし、汚れやホコリを落とすことで細かいスクラッチのリスクを軽減できます。

まとめ:正しいケアでナビ画面の美しさをキープ

カーナビのタッチスクリーンにできた傷は、多くの場合軽度であればセルフケアである程度目立たなくすることが可能です。コンパウンドやコーティングを使った正しい方法で対処すれば、見た目の美しさと使い心地の両方を取り戻せます。

ただし、やり方を間違えると逆に悪化する可能性もあるため、慎重に作業を進めることが大切です。今後のキズ予防にも気を配り、快適なドライブライフを楽しみましょう!

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