60代という人生の節目では、車選びもまた「自分らしさ」と「快適さ」を重視する視点が大切になります。周囲からの勧めや昔の憧れも影響する中、今の時代に合った一台をどう選ぶべきか。本記事では、クラウンを含む落ち着いた上質な普通車の選び方を中心に、60代にふさわしい車について解説します。
クラウンは今でもステータスの象徴か?
トヨタ・クラウンは長年「大人の高級セダン」として愛されてきた車です。特に8代目(1987〜1991年)から13代目(2008〜2012年)にかけてのモデルは、しっとりとした乗り心地と静粛性が魅力で、60代にとってはしっくりくる存在感があります。
13代目ロイヤルサルーンは、落ち着いた内装とV6エンジンの滑らかさが特徴で、日常から長距離まで安心して乗れる仕様です。中古市場でも玉数が豊富で、予算100万〜200万円前後で手に入る点も人気の理由です。
他にもある!60代におすすめの普通車3選
- 日産 ティアナ(2代目〜3代目):柔らかい足回りと上質な室内空間が魅力。FFなので雪道でも比較的扱いやすい。
- マツダ アテンザ(現・マツダ6):クリーンディーゼルモデルなら燃費も良好。スポーティながら落ち着いた雰囲気も兼ね備える。
- ホンダ アコード:ハイブリッド仕様が多く、環境性能と静粛性を重視する方に最適。
どれも中古で状態の良い車両が見つかりやすく、クラウンに比べて維持費も抑えやすいというメリットがあります。
軽自動車から乗り換えるときの注意点
軽自動車に慣れている人が普通車へ乗り換える際、ボディサイズの感覚や運転視界の違いに戸惑うこともあります。試乗をして体に合うサイズ感かを確認するのがベストです。
また、税金・保険料・燃費などランニングコストも普通車は上がる傾向があるため、予算と使用頻度を見直すことも大切です。
クラウン以外でも満足できる選び方のコツ
大切なのは、「周囲の評価」よりも「自分が気に入って快適に乗れるか」。60代はこれまでの運転経験を活かしながら、今後の生活に寄り添う車を選ぶのに最適なタイミングです。
年に何度か遠出をする、孫を乗せることがある、維持費をできるだけ抑えたいなど、用途や価値観をもとに検討しましょう。
実際のユーザーの声:「13代目クラウンロイヤルを選んだ理由」
61歳男性のAさんは、長年軽自動車に乗ってきましたが、退職後のゆとり時間に合わせてクラウンに乗り換え。「以前から気になっていた13代目クラウンロイヤルを探して、中古で程度の良い個体を発見。運転がとにかく楽で、長距離ドライブも疲れません」と満足そうです。
また「周りの反応も良く、駐車場でも様になる」と語り、乗り換えてからの生活がさらに豊かになったといいます。
まとめ:60代だからこそ“気持ちの満足”を大切に
60代の車選びは、性能や価格だけでなく「乗っていて嬉しい」と思えるかが何より重要です。クラウンはその象徴とも言える存在ですが、他にも上質で落ち着いた車はたくさんあります。
軽自動車の実用性も十分ですが、自分へのご褒美やこれからの趣味の時間に普通車を選ぶのも、人生を豊かにするひとつの選択肢。ぜひ心から納得できる一台を見つけてください。
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