バイクの楽しみ方は人それぞれですが、「フルカウルとネオクラシックの両方を持ちたい」と思うのは、スタイルや性能の違いに魅力を感じているからこそ。しかし使用目的が被る場合、どちらかに偏ってしまいがちです。この記事では、バイク2台持ちで失敗しないための考え方や選び方、実際に2台所有している人の工夫を紹介します。
フルカウルとネオクラシックの違いを見極めよう
まず、フルカウルバイクは空力性能や高速巡航の快適性を重視したスポーティなモデルで、ツーリングや峠道での走りに適しています。一方でネオクラシックはクラシックなデザインに最新の技術を組み合わせたスタイル重視のモデルで、街乗りやライフスタイルに溶け込むような魅力があります。
つまり、「見た目・乗り味・用途」に明確な違いがあることを理解しておくことが重要です。両者の違いを活かすことで所有の意味が深まります。
目的が重なるなら「使用シーンの分け方」を考える
2台とも同じような使い方だと、どうしても片方を放置しがちになります。たとえば、フルカウルは長距離ツーリング、ネオクラシックは近場の買い物やカフェ巡り用というように、使用シーンを明確に分けるとバイクごとに役割が生まれます。
平日はネオクラシック、休日はフルカウルと曜日で使い分けるのも一つの方法です。習慣化することで両方を定期的に楽しめるようになります。
維持費や保管環境も考慮しておく
バイク2台持ちの最大のハードルは維持費と保管スペースです。
- 自賠責保険・任意保険
- 車検(排気量による)
- メンテナンス
- 駐車スペース
これらを長期的にまかなえるかは重要な判断基準になります。
特に都市部では駐車場所の確保が課題になりやすく、カバーやセキュリティ対策を含めた保管計画が必要です。
2台持ち経験者のリアルな声
実際にフルカウルとネオクラシックを所有しているライダーの声では、「乗る頻度は半々くらい」「どちらも手放せない」という意見がある一方、「結局片方はあまり乗らず手放した」という例もあります。
ポイントは、「2台ともに愛着が持てるか」ということ。最初の興味本位ではなく、長期的に関わりたいかを見極めることが大切です。
思い切って「レンタル」も検討してみる
迷った場合は、ネオクラシックまたはフルカウルのどちらかをレンタルで試してみるのも手です。最近は1日〜数週間レンタルできるサービスも充実しており、所有感を体験できます。
実際に数回乗ってみることで、「思っていたほど乗らない」「むしろ2台必要だ」といった判断材料が得られます。
まとめ:バイクの2台持ちは「違いを楽しむ」ことがカギ
フルカウルとネオクラシック、それぞれの魅力を理解し、「同じ目的で使う」から「違う楽しみ方をする」へ視点を変えることが、2台持ちを成功させるコツです。
気持ちの整理がつかないうちは、レンタルなどでお試ししつつ、自分にとっての最適なバイクライフを見つけていきましょう。
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