MT車(マニュアルトランスミッション車)でのエンジンの切り方は、初めて運転する際には少し複雑に感じられるかもしれません。正しい手順を覚えることで、安全に停車し、エンジンを切ることができるようになります。本記事では、MT車の正しいエンジンの切り方の手順を解説します。
1. ブレーキとクラッチを踏みながら停車
まず、ブレーキペダルを踏んで減速し、必要に応じてクラッチも踏みます。完全に停車したい場所でブレーキを踏んで車を止めます。この時、クラッチも踏み続けてください。
2. ギアをニュートラルにする
停車したら、クラッチを踏んだまま、シフトレバーをニュートラル(N)に入れます。ニュートラルにすることで、エンジンとタイヤの接続が切れ、車が動き出す心配がなくなります。
3. ハンドブレーキをかける
次に、ハンドブレーキをしっかりと引いてください。これにより、車が傾斜地などで動かないように固定できます。特に坂道などでは必須の操作です。
4. エンジンを切る
ハンドブレーキをかけたら、エンジンキーを回してエンジンを切ります。この時点で、クラッチとブレーキをまだ踏んでいても構いません。
5. ペダルから足を離して鍵を抜く
最後に、クラッチとブレーキから足を順に離します。その後、鍵を抜き、全ての操作が完了します。これで、正しく安全に停車しエンジンを切ることができました。
まとめ:MT車のエンジンの切り方の手順を覚えて安全に
MT車のエンジンの切り方にはいくつかのステップがありますが、慣れれば自然に行えるようになります。特に安全のため、必ずハンドブレーキを引き、ニュートラルにしてからエンジンを切る習慣をつけましょう。これでどの場面でも安心して停車・エンジンオフができるようになります。
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