原付免許でCBF125tは乗れる？2025年4月の法改正と注意点を解説

原付免許しか持っていない高校生が、気になるCBF125tに乗れるのか。2025年4月に施行された法改正から注意すべきポイントをわかりやすくまとめました。

2025年4月1日から「新基準原付」が導入

新しく「排気量125cc以下＋最高出力4.0kW以下」の車両は、2025年4月1日以降原付免許で運転可能となりました。

これにより、従来の50cc原付に加え、新しい形の125cc原付が運転できるようになりますが、注意点があります。

現行のCBF125tなどの125ccバイクは最高出力制限されておらず、従来どおり原付免許では乗れません。これらは「原付二種」で、小型限定普通二輪免許以上が必要です。

「原付免許で125cc乗れる」は、あくまで出力制御された新モデルに限るという点が誤解されやすいポイントです。

メーカーは現在、最高出力を4.0kW以下に制御した125ccバイクの開発を進めています。これは今後新車市場に登場予定で、原付免許で乗れるモデルとして販売される見通しです。

CBF125tのような出力制限なしモデルではなく、専用仕様の新モデルが対象になる点に注意が必要です。

新基準原付は交通ルール上は50cc原付と同じ扱いです。例えば30km/h制限、二段階右折、白ナンバーなどが適用されます。

既存の125cc原付二種は黄色・ピンクナンバーで、小型二輪向けの免許が必要な区分です。

原付免許だけでは現行のCBF125t（125cc／出力制限なし）には乗れません。2025年4月以降でも、乗れるのは出力制御された新モデルに限られます。

CBF125tを運転したい場合は「小型限定普通二輪免許」以上が必要なので、免許取得の検討が必須になります。