高校卒業後にバイクライフを始めようと考える方にとって、「どの免許から取るべきか」「どれくらいの費用がかかるか」「バイクを買うにはいくら必要か」は非常に大きなテーマです。今回は、特にホンダCBR650Rの購入を目指している初心者の方に向けて、免許の取得方法や費用、バイク購入までのステップを詳しくご紹介します。
普通二輪から取るべき?大型二輪免許の取得順序
結論から言えば、普通二輪免許を先に取得するほうが安全かつ効率的です。なぜなら、大型バイクは車重も操作性も初心者には難易度が高く、基礎から慣れていないと転倒や事故のリスクが高まるからです。
教習所でも「いきなり大型」と「普通→大型」では、指導内容や教習時間が異なり、段階的に進むほうが技能の習得がスムーズです。実際、教習所の指導員も普通からのステップアップを勧めるケースが多いです。
普通・大型それぞれの免許取得日数とスケジュール
普通二輪免許(AT限定なし):最短で約15日間(教習所によって異なりますが学科26時限・技能19時限が必要)
大型二輪免許(普通二輪なし):最短で約20日間以上(技能教習は31時限、学科教習は普通免許を持っていない場合さらに追加)
普通二輪所持→大型二輪取得:最短9~10日(技能12時限のみ)
教習所によって「短期集中コース」や「合宿コース」があるため、春休みや夏休みを活用すれば、大学入学前に免許取得を目指すことも可能です。
CBR650Rを買うにはいくら必要?維持費も要チェック
CBR650Rの新車価格は約110~120万円です。中古車なら80万円前後からありますが、状態や年式によって大きく異なります。
項目 | 概算費用 |
---|---|
車体価格(新車) | 約110万〜120万円 |
諸費用(登録・納車・保険など) | 約10万〜15万円 |
任意保険(20歳・年間) | 約6万〜10万円 |
ヘルメット・装備 | 約5万〜10万円 |
合計すると、130万〜150万円程度の予算が必要になります。ローンを組む場合でも、初期費用として20万〜30万円の頭金を用意しておくと安心です。
大学生活とバイクの両立は可能?
大学生になると通学やアルバイト、授業など時間の使い方が自由になる一方で、自分でスケジュールを管理する必要があります。バイクの運転は集中力や安全意識が求められるため、無理に走るのではなく余裕のあるスケジューリングを心がけましょう。
通学に使う場合は、大学にバイク駐輪場があるか、通学ルートが安全かを確認しておくと安心です。
まとめ:普通二輪から始めてバイクライフを安全にスタートしよう
高校卒業後にCBR650Rを目指すなら、まずは普通二輪免許を取得してから大型二輪へステップアップするのが安全で効率的です。免許取得日数や費用、バイク購入予算をあらかじめ把握しておくことで、スムーズなスタートを切ることができます。
大学生活の中でバイクを存分に楽しむためにも、安全意識と計画性を持ってバイクライフを始めましょう。
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