車のエンジン始動時に鳴る警告音の原因とは?ナビ・ETC・ドラレコなど機器別にチェックポイントを解説

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エンジンをかけると「ピピピピ」と連続する電子音が鳴る経験、意外と多くのドライバーが直面しています。この音がどこから発せられているのか分からず、不安に感じる方も多いでしょう。この記事では、ナビやETC、ドライブレコーダーなどの可能性も含めて、エンジン始動時の電子音の原因と対処方法を解説します。

電子音が鳴る代表的な原因は?

車内で鳴る「ピピピ」音の原因は、以下のように複数考えられます。

  • ETC車載器の未挿入・異常検知
  • カーナビの起動音・警告音
  • ドライブレコーダーの録画開始音や異常検知
  • シートベルト未装着警告
  • バッテリー電圧低下や車両警告灯関連

これらのうち、ETCやドラレコが異常やカード未挿入を検知すると、12回のビープ音を複数セットで鳴らすことがあります。

ETC車載器の警告音かどうか確認する

ETCはカードが未挿入、または読み込み異常があると、起動時にビープ音を出します。特にメーカーによっては「ピピピ…」と高音で12回前後鳴るものもあります。

カードを挿入し直して音が止まるかどうか、または音声案内付きモデルであれば内容を確認してみましょう

カーナビ・ドラレコの起動音や警告音に注意

Gathersなどのディスプレイオーディオや社外ナビでは、エンジンONと同時に自動起動し、センサー異常やSDカード未挿入で警告音が鳴ることがあります。

また、ドライブレコーダーも録画開始時やGセンサーによる衝撃検知後などに警告音を出すモデルがあります。最近のモデルではビープ音のパターンが複雑になっているため、メーカー名と型番からマニュアルを確認するのが確実です

シートベルト警告音やエラーも意外と多い

シートベルト未装着や、助手席に荷物が載っているだけでも着座と判断されて警告音が鳴ることがあります。特に、12回3セットなどと規則的な回数で鳴る場合、車両側のプログラムによる警告の可能性があります。

荷物を降ろしたり、シートベルトを仮に差し込んでみて反応を見るのもチェック方法のひとつです。

それでも原因不明な場合はどうすれば?

原因が特定できない場合は、機器ごとの電源を一時的に外すという方法もあります。ETCやドラレコのヒューズや配線を一時的に外し、再度エンジンをかけてみましょう。

また、ディーラーやカー用品店で診断機を使ってチェックしてもらうと、異常コードやセンサー系のトラブルがわかることもあります。

まとめ:ビープ音の出所は「機器別」に確認を

エンジンをかけた直後に鳴る警告音は、車両本体以外にもETC・ナビ・ドライブレコーダーといった周辺機器が原因であることが多いです。規則的なビープ音(例:12回×3セット)には、機器固有の警告である可能性が高く、音の出所に耳を傾けて確認することが第一歩です。

最終的には、メーカーの取扱説明書や車載機器の型番で検索するのがもっとも確実です。不安な場合はプロの点検を依頼するのもひとつの方法です。

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