オープンカーは本当に快適?全開で走る頻度や暑さ対策、燃費への影響までリアルに解説

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オープンカーに憧れを抱きつつも、「実際に屋根を開けて走っている人はどれくらいいるの?」「夏は暑くないの?」「帽子が飛んだりしないの?」といった疑問を持つ人は少なくありません。ムーンルーフやサンルーフ付きの車に乗っていても、実際に開ける機会は意外と少ないという声も。この記事では、カブリオレやコンバーチブルの使用実態、快適性、帽子・サングラスといった装備事情、そして燃費への影響について、実体験や専門的知見を交えてご紹介します。

オープンカーのオーナーはどれくらいオープンにして走る?

結論から言うと、「オープンにして走る頻度」は季節や時間帯、地域の気候によって大きく変わります。春や秋の穏やかな季節には週末のドライブでほぼ100%開けるという人もいれば、真夏や真冬はほとんど閉じたままというケースもあります。

とくに都市部や渋滞の多い環境では排気ガスや騒音を理由にオープンにしない人も多く、快適性を優先してクローズド状態で走ることも一般的です。

オープンにするのは「快適な気温・風の強さ・時間帯」が揃ったときに限定されることが多く、所有者の多くは「条件が揃えば迷わず開ける」というスタンスを取っています。

真夏のオープン走行は暑くない?現実的な暑さ対策とは

真夏の昼間に屋根を全開にして走るのは、正直かなり暑いです。直射日光・路面からの照り返し・熱気といった要因が重なるため、エアコンをかけていても体感的には厳しいと感じる人も多いでしょう。

そのため、多くのオープンカーオーナーは「朝夕や曇りの日だけ開ける」「信号待ちでは日陰を探す」といった工夫をしています。また、UVカットのサングラスや速乾素材の帽子・冷感タオルなどを活用する人も増えています。

一方で、「走行風によって意外と快適に感じる」という声もあり、高速道路や郊外のワインディングロードでは夏場でもオープン走行を楽しんでいる例もあります。

帽子は飛ばない?飛ばないためのおすすめアイテム

帽子については、風で飛ばされるリスクは確かにあります。特に60km/h以上で走ると、普通のキャップやつばの広い帽子は後方に飛んでいきやすいため、固定対策が必要です。

オープンカー用として人気なのは「ストラップ付きキャップ」や「タイトめなワークキャップ」など。女性ならあご紐付きのUVハットなどもおすすめです。

また、帽子を使わずにUV加工のフード付きパーカーや、日焼け止め+サングラスで対応する人もいます。髪型が気になる場合はバンダナやネックゲイターを活用している人も多いです。

オープン+エアコン=燃費が悪化する?

クーラーをかけながらオープンにすると燃費が悪くなるのでは?という疑問ももっともですが、実際にはそこまで大きな差は出ないことが多いです。

車種や走行条件にもよりますが、最近の車はエアコン効率が良くなっており、「オープン+冷房」の組み合わせでも許容範囲内という声が大半です。ただし、アイドリング中にオープン+冷房という状態を続けると、エンジン負荷が増えて燃費は確実に落ちます。

また、開けて走ることで車内空気の流れが不安定になり、冷房効率が下がることもあるため、必要に応じて途中でクローズに切り替える柔軟さが重要です。

オープンカーの魅力は「非日常感」にあり

オープンカーの最大の魅力は、屋根を開けて走った瞬間に得られる「開放感」と「非日常感」です。いつもの通勤路でも風の匂いや空の広さをダイレクトに感じることができ、まるで小旅行のような感覚を味わえます。

そのため、毎回屋根を開けて走らないとしても、「開けたいときに開けられる」という選択肢そのものに価値を見出すオーナーが多いのです。

「暑いから開けない日もある」ことを前提に、季節や気分に応じて使い分けることで、日常がより豊かになる――それがオープンカーならではの楽しみ方です。

まとめ:オープンカーは全開で走ることが全てではない

オープンカーは必ずしも常に屋根を開けて走る乗り物ではありません。天候・体調・走行環境に応じて「開ける日」「閉める日」を自由に選べるスタイルが魅力です。

帽子やサングラスなどの工夫、暑さ対策、燃費を気にした空調の使い方などを理解しておくことで、より快適に楽しむことができます。「全開で走らないともったいない」わけではなく、自分らしい乗り方を見つけることがオープンカーの醍醐味です。

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