初めてのバイク免許取得にあたって、特に所持免許がない場合は不安がつきものです。この記事では、所持免許なし・平日10時~16時勤務・土日休みという条件下で、中型二輪免許(普通自動二輪MT)を通学で取得するための期間や教習所の仕組みについて、わかりやすく解説していきます。
普通自動二輪MT免許の取得に必要な教習時限数
所持免許なしの方は、学科教習26時限+技能教習36時限が必須です。これに加えて、適性検査や効果測定(筆記試験の模擬)も実施されます。
特に技能教習は段階ごとに進捗確認(みきわめ)や検定があり、予約状況によっては次のステップに進むまで待たされるケースもあります。
教習の進め方と予約の仕組み
多くの自動車学校では、技能教習の予約は段階ごとに制限されていて、「第一段階の◯時間を終えたら次の予約が可能」という形式が一般的です。学科は事前に時間割が組まれていることが多く、空いている時間に受講することが可能です。
教習所によっては、スマホやPCで予約ができる「WEB予約システム」が導入されている場合もあるので、自宅から簡単に空き時間を確認できるのも便利な点です。
土日中心で通う場合のスケジュール目安
土日のみ通う場合、効率よく通えても週2日×1〜2コマで進むことになります。技能は36時限あるため、最短でも約3〜4カ月が目安です。ただし繁忙期(春休み・夏休みなど)は予約が取りづらく、半年程度かかるケースもあります。
学科はオンライン化されている教習所もあり、自宅で受講できる場合は平日夜なども活用できるので、スピードアップの鍵になります。
時短で取得したい人におすすめの選択肢
もし可能であれば、平日16時以降の技能教習枠や夜間枠(教習所によっては20時頃まで営業)を活用すれば、週3回通えるようになり取得期間は短縮されます。
また、土日集中型の「短期プラン」や「スケジュールコース」を用意している教習所もあるため、予算に余裕があれば検討の価値ありです。
実例:社会人・所持免許なしの方が取得したケース
平日10時〜16時勤務、土日休みの社会人Aさんは、毎週土日に1コマずつ技能教習を受け、平日の夜間にオンライン学科を進めていました。途中、予約待ちの週もありましたが、約5カ月で卒業検定まで到達できました。
検定は平日の午前中に有休を取って対応し、無事合格。その後、最寄りの運転免許センターでの学科試験も1回でパスしました。
まとめ:週末中心でも中型二輪免許は取得可能。計画的に通えば半年以内も目指せる
所持免許がなくても、土日休み・平日昼間勤務という条件で普通自動二輪免許は取得可能です。スケジュール管理と予約の工夫によって、4〜6カ月程度での取得が現実的な目安となります。
まずは通学可能な教習所の営業日・時間帯や予約システムを確認し、自分のライフスタイルに合ったプランを立ててみましょう。将来のツーリングライフのためにも、一歩踏み出してみてください!
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