車のグリルを塗装する際に白い小さな点が無数にできてしまうことがあります。これが発生する原因と、その後の対処法について詳しく解説します。
塗装後に白い点ができる原因
白い点ができる原因には、塗装の際に埃や汚れが付着したことや、塗料が十分に乾燥していない状態で次の層を塗ったことが考えられます。また、硬化剤が十分に反応していない場合にもこの現象が起こることがあります。
塗装が不完全である場合、その上から新たに塗料を重ねても、最終的な仕上がりに影響を与えるため、原因を特定し、しっかりと対処する必要があります。
研磨と再塗装の方法
白い点を取り除くためには、まず塗装面を再度研磨することが重要です。研磨することで、塗料が均一になり、表面が平滑になります。研磨した後、再度プラサフ(下塗り)やベースカラー、クリアコートを施します。
既に平らな部分は研磨済みとのことですが、他の部分も軽く研磨して塗料が付着しやすい状態にすることをお勧めします。その後、再塗装を行う際には、塗料を均等に吹きつけることを意識しましょう。
塗装の層別再塗装方法
再塗装を行う際に、どこまで研磨するかは重要です。もし白い点がプラサフやカラーの上にできている場合、プラサフまで研磨して再塗装することが適切です。プラサフは下地の役割を果たすため、その上に新しい塗料を乗せることで、塗装の密着性が高まります。
また、カラーまで研磨してしまうと、その後の色合いや仕上がりに影響を与える可能性があるため、プラサフ層まで研磨して塗装をやり直す方が効果的です。
塗装時の注意点
塗装後は十分な乾燥時間を設けることが重要です。乾燥時間を短縮しようと急ぐと、塗料が定着せず、再度不具合が生じることがあります。また、塗装面が完全に乾燥する前に、クリアコートを施すことは避けましょう。
塗装後の表面が乾燥しきるまで、車を触らずに放置しておくことで、より高品質な仕上がりを得ることができます。
まとめ
車のグリルに白い小さな点ができた場合、原因を特定し、研磨してから再塗装することが解決策となります。プラサフまで研磨してから再塗装することで、均一な仕上がりを実現できます。また、塗装後の乾燥時間を十分に確保することも大切です。再塗装を行う際は、慎重に作業を進めてください。


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